国際インターンシップ派遣体験記 - アメリカ・シラキュース大学

東北大学大学院 航空宇宙工学専攻

岩田 創

はじめに

私は2003年12月14日から2004年1月7日まで、国際インターンシッププログラムによりアメリカのシラキュース大学に行きました。 シラキュース大学は、アメリカ北東部のニューヨーク州シラキュースという町にあります。 シラキュースはニューヨーク・シティから北西に300km程のところにある町です。西に200km程行くとナイアガラの滝があります。

流体科学研究所では、シラキュース大学計算機科学・工学部と相互リエゾンオフィスを開設し、学術提携を結んでいたので、スムーズに受け入れていただけました。 シラキュース大学では、流体研の教授でもあった樋口博教授の研究室にお世話になり、 再使用型宇宙輸送機の空力特性に関する調査・研究を行いました。

シラキュース大学

私立の名門校です。 キャンパスはとても綺麗で、キャンパス内にシェラトンホテルまであります。 フットボールやバスケットの強い大学としても有名です。 私が行っていた期間はちょうどクリスマスから新年の休暇にかかっており、 大学構内はあまり人が居ませんでした。

アパート

シラキュース滞在中にお世話になったアパート。 大学近辺には、このようなフロア毎に何人かでシェアするタイプのアパートがたくさんあります。 食事は基本的に大学の生協と自炊でした。

雪が降ると一面の銀世界になります。 仙台よりも気候は寒く、寒い時には零下20℃を下回ることもあります。 冬に行く人は防寒の用意をきちんとして行く方がいいです。

樋口研究室

樋口研究室。実験系の研究室で、風洞や水槽があります。 樋口研究室には流体研から学生が卒業研究のために来ていて、 またお茶の水大学からも学生が来ていたので、 日本人がたくさんいる研究室になっていました。

飛行機

休日に樋口先生の操縦する小型機で、サラトガスプリングスまで小旅行。 空からの風景が綺麗でした。


写真提供:井出 聡氏