平成15年度インターンシップ派遣体験記 氏名:田中 由浩 所属:東北大学工学研究科博士課程後期2年 指導教官名:長南征二 インターンシップ研究課題名:高分子圧電材料を用いた触覚感性計測用センサシステムの開発に関する研究 派遣期間: 平成16年 2月 9日 〜 平成16年 3月 2日 受入れ教官名:Prof. J. Y. Cavaille 職名:Head of the Group of Physical Metallurgy and Materials Sciences 所属:INSA de LYON 所属機関所在地:F-69621 Villeurbanne cedex, France
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この度のインターンシップは私にとって海外の研究室に滞在する初めての体験でし た.滞在先であるINSAの建物の雰囲気は東北大学の建物とあまり変わらず,一人で部 屋にいるときなどは日本にいるかのような気持ちになりました.しかしいざ部屋から 出ると,そこは外国の研究室でありました.私が滞在した研究室は同じ階に多くの部 屋を持ち,各部屋のとびらはほとんど開いており,開放的な印象を受けました.実際 にしばしば先生方と学生が気軽に討議もしており,私のところにも実験のときなどは 大変数多く様子をみに,先生が来て下さいました.学生も非常に熱心に朝から研究に 打ち込んでおり,昼食やコーヒーブレイク,帰宅など休む時間と研究に打ち込む時間 とのメリハリが非常にはっきりしていたのが印象に残っています.このような環境に 置かれたことは大変刺激的なものでありました.短期間ではありましたが,大変充実 した日々を送ることかできたと感じております. 研修では,様々な先生や学生の方々と研究に関する討議,実験を行うことができ, 大いに見地を深めることができたと思っております.スタッフ,学生の方々は大変親 切で,終始丁寧に研究に関するアドバイスや討議をして下さいました.このような貴 重な体験をさせて頂けたことを関係者の皆様に深く感謝しております.本当にありが とうございました. 海外研修は学生にとって将来研究者となる上で大変価値があるものであり,大きな 刺激となるものであると思います.今後ますます学生や若い研究者の方々がこのよう に海外の大学や研究機関に短期なり長期なり滞在し研究が行えるような機会を増やし ていただけることを願います. |