平成15年度インターンシップ派遣体験記

氏名:宮田 薫
所属:東北大学工学研究科博士課程後期2年
指導教官名:長南征二
インターンシップ研究課題名:機能性流体用のバルブに関する研究

派遣期間: 平成16年 2月 16日  〜  平成16年 3月 2日
受入れ教官名:Prof. J. Y. Cavaille
職名:Head of the Group of Physical Metallurgy and Materials Sciences
所属:INSA de LYON
所属機関所在地:F-69621 Villeurbanne cedex, France
  
  去る平成15年2月16日〜3月2日の約2週間,フランスのリヨンにあるINSA de LYONにて国際インターンシップの研修に参加してきました.基礎
的な検討や実験を通じ,見識を深めるとともに今後の研究に役立てることを目的に取り組みました.冬の寒さとフランスなまりの英語に苦戦し
ながらも充実した日々を送ることができました.
 今回の研修では約2週間という比較的短い期間でしたので,現地に到着すると翌日より研究を開始しました.研究所内の設備は充実しており,
限られた時間の中で希望する実験を円滑に行うことができました.特に,スタッフの方々は大変親切で常時研究に関するアドバイスや討議を熱
心にして頂き,大いに見識を深められました.また,研究以外にも生活をする上で大変お世話になり,快適な日々を送ることができました.海
外の研究室を訪れるのは初めての経験でしたが,研究室の学生は皆無駄話もあまりせず静かな環境の中で一日中研究に没頭していたのが印象に
残っています.そのような雰囲気に触れることもでき,大きな刺激になりました.特に海外研修という機会を通じ,学生とも親しくなれること
ができ,同じ学生という視点で色々なお話ができました.本研修では大変密度の濃い日々を過ごせたと感じており,本当に良い機会であったと
満足しております.今後研究を進めていく上で大きな励みになったと感じております.今回のインターンシップ参加に当たり,多くの方々から
ご支援・ご協力を頂きました.この場をお借りして改めて御礼申し上げます.本当にありがとうございました.