国際インターンシップ体験記

博士課程後期3年 佐藤 一永 (橋田 俊之 教授)
インターンシップ研究課題名 : 固体酸化物型燃料電池開発のためのイオン伝導のダイナミクス制御に関する研究
派遣先 : ロンドン大学インペリアルカレッジ, イギリス
派遣期間 : 平成16年7月4日  〜  平成16年9月24日
受入れ教官名 : Professor Alan Atkinson

インペリアルカレッジ正面

クラッシックコンサート(プロムス)


7月4日、成田11:00発ヴァージンアトランティック航空でイギリスへ。座席が広めで各座席にはビデオやゲームが完備されており13時間の長旅を感じさせませんでした。インペリアルカレッジは、ヒースロー空港からピカデリーラインを使って直接行くことができるため迷わずたどり着けます。

3ヶ月滞在なので、実験は日本で終わらせてイギリスではシミュレーションとディスカッションおよび論文作成に終始しました。完全に行う内容を決めて行ったので、私が行った実験と計算結果をもとにいろいろな先生とディスカッションを行いました。Atkinson教授は私と近い研究分野であるため多くのアドバイスをいただくことができました。計算に専念することができたため、実験を計算により再現することができました。

また、大学の目の前にクラシックホール、博物館、美術館、テニスコートなどがあり、いずれも遅くまでやっているため、友人達と充実した毎日を過ごしていました。

9月23日、イギリス13:00発ヴァージンアトランティック航空で日本に帰国。このインターンシッププログラムを通じて研究面はさることながら、多くの友人を作ることができ今後の人生に大きな影響を及ぼすことは間違いありません。Atkinson教授をはじめとするインペリアルカレッジの先生方、学生方、また、橋田教授をはじめCOEプロジェクト関係者の皆様、本当にありがとうございました。