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システムエネルギー保全研究分野 (System Energy Maintenance Laboratory, SYEM)

TEL. 022-217-5298 (代表)

〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平 2-1-1

次世代高温環境センサ研究会SEMINARSEMNAR

「次世代高温環境センサ研究会」について

  • 大型の各種エネルギープラント、鉄鋼プラント等では、500℃を超える高温域で連続運転され、安全、安心に直結する重要機器が多数存在する。また、温度管理が製品の質に直結する場合もある。これらの高温センサに対しては、これまであまり研究開発対象として注目されてこなかったが、温度計測による製品や設備の管理合理化による産業上のインパクトは非常に大きいものであると考えられる。<BR>
     本研究会では、高温計測を必要としている関係者と高温センサのシーズを有する関係者が集い、様々な産業において求められている500℃以上の高温環境に耐えるセンサの可能性と今後の開発の動向について議論を行なう。このために、産学官から広く話題提供頂くとともに、高温センサに求められる機能や性能、シーズ研究、実現した場合の産業上のインパクトについて議論を行う。また、ノイズ除去、センサネットワークからの情報処理、等についても議論する。最終的には、将来の大型プロジェクト提案に向けた提言を行うことを目指す。
    <BR>
    主催: 東北大学流体科学研究所
    共催: 日本保全学会 東北・北海道支部
        株式会社インテリジェント・コスモス研究機構
    後援: 経済産業省 東北経済産業局

    委員長:  高木 敏行 (東北大学 流体科学研究所)
    副委員長: 宍戸 郁郎 (インテリジェント・コスモス研究機構)
    幹事:   井元 尚充 (東北経済産業局 地域経済部)
          青木 孝行 (日本保全学会 技術顧問)
          澁谷 俊昌 (インテリジェント・コスモス研究機構)
          内一 哲哉 (東北大学 流体科学研究所)
          三木 寛之 (東北大学 学際科学国際高等研究センター)

  • 平成24年度第1回 次世代高温環境センサ研究会開催案内

    平成23年度に本研究会は発足し、これまでに3回の研究集会と4回の幹事会を開催し、高温環境におけるセンサのニーズとシーズの調査を行ってきた。その結果、産業界における強いニーズが存在するにもかかわらずシーズ技術が存在しない温度領域と測定対象が多く存在することが明らかとなった。これを受け、本年度は2回の研究集会を開催し、シーズ調査を重点的に行う予定である。今回の研究集会においても、ニーズに対応するシーズ技術を中心にご講演頂く。また、ドイツフラウンホーファ非破壊研究所のGerd Dobmann 先生(東北大学流体科学研究所客員教授)をお招きし、高温環境における電磁超音波システムについての実績について紹介して頂く。

    日 時: 平成24年11月8日(木)13時30分 – 17時10分
    場 所: 東北大学 流体科学研究所 2号館 5階 大講義室

    参加費: 無料

    懇親会: 平成24年11月8日(木)17時30分 ~ 
         流体科学研究所1号館2階会議室
    会費3,500 円


    プログラム

    セッションI  司会 内一 哲哉(東北大学流体科学研究所)
    13:30~13:40 

    開会挨拶  高木 敏行(東北大学流体科学研究所)
    13:40~14:50 
    基調講演「電磁超音波システムによる高温環境測定」 Gerd Dobmann 博士(フラウンホーファ研究機構 非破壊検査研究所, ドイツ)

    概要:フラウンホーファ非破壊検査研究所IZFPでは、長年にわたり、高温環境におけるEMAT技術を蓄積し、測定の経験を積み重ねてきた。本講演では、以下の具体的な適用事例を紹介する。
    (1)EMATを用いた沸騰水型軽水炉の圧力容器水位計
    (2)鉄鋼産業における熱間スラブ(1300度)の測定
    (3)SH波を用いたインドにおける高速増殖炉容器の溶接部検査
    (4)疲労試験機クランプ埋め込み式EMATシステム(300度)
    尚、英語でご講演頂くが、講演の概要を日本語に翻訳して紹介するとともに、質疑応答についても日本語で受け付ける予定である。

    14:50~15:00 休 憩

    セッションII 座長 三木 寛之(東北大学学際科学国際高等研究センター)

    15:00~15:40
    「動き始めたシリサイド系熱電デバイス」 梶谷 剛 博士(東北大学)
    15:40~16:00
       「セラミックパッケージ技術 ~セラミックパッケージの現状と高温用途への可能性~」 長田 倫一 氏(京セラ株式会社) 

    16:00~16:10 休 憩

    セッションⅢ 座長 高木 敏行(東北大学流体科学研究所)

    16:10~16:50
      「火災における高温センサ」 鶴田 俊 博士(秋田県立大学) 
    16:50~17:05
      「次世代センサの今後の展望について」 井元 尚充 氏(東北経済産業局)
    17:05~17:10
       閉会挨拶 宍戸 郁郎 (インテリジェント・コスモス研究機構)
    17:30~ 懇親会 
      (流体科学研究所1号館2階会議室、会費3,500 円)
          

    問い合せ先
    東北大学流体科学研究所 内一哲哉
    〒980-8577 仙台市青葉区片平2−1−1
    TEL/FAX:022-217-5262  Email:uchimoto@ifs.tohoku.ac.jp




    平成23年度 第3回研究会では、産学のに連携の可能性を議論致しました。(平成24年 2月18日開催)開催案内
    平成23年度 第2回研究会では、シーズ側とニーズ側それぞれの立場から、より活発に議論致しました。(平成23年11月18日開催)開催案内
    平成23年度 第1回研究会では、高温センサのニーズとシーズに関する話題をご提供いただきました。(平成23年8月8日開催)開催案内

バナースペース

システムエネルギー保全研究分野
(高木・高木研究室/内一研究室)

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宮城県仙台市青葉区片平 2-1-1
東北大学 流体科学研究所

TEL 022-217-5298(代表)
FAX 022-217-5298