日本機械学会計算力学部門

複合領域における設計探査研究会

Technical Section on Multidisciplinary Design Exploration

October 2006 - September 2011


主査:大林 茂(東北大)Shigeru Obayashi 幹事:轟 章(東工大)Akira Todoroki,太田佳樹(北海道工大)Yoshiki Ota


活動内容の概要

計算力学の発展に伴い、流体力学や構造力学などの各分野の支配方程式に基づくシミュレーション技術が整備され、企業でもパソコン上で実行可能なソフトとして広く実用化されてきている。本研究会は「流体と構造の複合問題研究会」の5年間の研究成果に基づき、多分野にわたるシミュレーション技術をシステムとして設計現場で活用するために必要な計算技術の研究を行う。鍵となる概念は設計空間の構造化と可視化であり、未踏の宇宙空間を探査して情報を得ることの比喩から「設計探査」と名付ける。「設計探査」の核となる技術は、分野間トレードオフの同定であり、たとえば多目的最適化と高次元の可視化技術である。関連する統計手法やデータマイニング技術を広く研究し、機械工学における最適な設計探査アプローチを提案し、設計における計算技術の実用化を一層促進するために本研究会を設置した。

2011年3月11日の東日本大震災により最後の半年はほとんど活動できませんでしたが、10月より新しい研究会としてより進化した議論をしていきたいと思います。これまでご支援ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


委員名簿     研究会の催し     資料     Last update: 9/8/2011


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