東北大学とシラキュース大学計算機科学・工学部との交流実績
(1) 平成9−10年度 派遣:東北大学大学院生木浦寿郎氏(小濱研)がシラキュース大学計算機科学・工学部大学院入学、全額支給のリサーチアシスタントシップを受け、機械航空生産学科の修士号を取得した。
(2) 平成11-12年度 派遣:流体科学研究所助手平元 理峰氏(樋口研)及び学部生後藤悠一郎氏(井上研)がシラキュース大学に滞在し、研究を行った(12.10−12.11)。シラキュース大学計算機科学・工学部樋口 博教授が、東北大学教授として流体科学研究所附属衝撃波研究センターに平成11年4月より平成13年10月まで所属し、研究・教育活動を行った。
(2) 平成13年度 国際学術交流協定:平成13年6月流体科学研究所とシラキュース大学計算機科学・工学部との間で学術交流に関する協定書に調印した。

(3) 平成14年度

派遣:東北大学工学部生山下太郎氏(小濱研)がシラキュース大学樋口研究室に滞在し、研究及び卒業論文の作成を行った(14.10.12 〜15.1.18)。
受入:樋口 博教授(14.5.31〜14.8.15, 14.12.14〜14.12.25)流体制御の研究および圧縮性後流の研究を行った。
第2回高度流体情報に関する国際シンポジウム:小濱泰昭教授が議長となり、国際シンポジウムを平成14年12月東京で開催した。樋口博教授が参加した。
(4) 平成15年度 派遣:東北大学工学部生井出 聡氏(上條研)がシラキュース大学樋口研究室に滞在し、研究及び卒業論文の作成を行う予定(15.9.8〜16.2.1)。
受入:樋口 博教授(15.6.24)
第3回高度流体情報に関する国際シンポジウム:早瀬敏幸教授と樋口 博教授が共同議長となり、平成15年11月ニューヨーク市で開催予定。
リエゾンオフィス設立の経緯
(1) 部局間交流協定
平成13年6月東北大学流体科学研究所とシラキュース大学計算機科学・工学部との間で学術交流に関する協定書に調印した。
(2) リエゾンオフィスの設立の事前交渉
1. シラキュース大学計算機科学・工学部の樋口 博教授が2002年12月に流体研に来学した際に、シラキュース大学計算機科学・工学部に東北大学流体科学研究所のリエゾンオフィスを設立することの可能性について議論した。

2.

樋口教授の帰国後、E. A. Bogucz教授(計算機科学・工学部長)と相談し、原則的に賛成である旨の回答があった。

以降、樋口教授がシラキュース大学計算機科学・工学部側の窓口となる。

3. 現在、部局間の合意に基づくリエゾンオフィスの設立の覚書と、リエゾンオフィス共同顧問委員会の設置について交渉中である。
4. 平成15年11月21-22日に東北大学流体科学研究所とシラキュース大学計算機科学・工学部が共催する国際シンポジウムAFI-2003に合わせて、相互リエゾンオフィスを開設。