ニューサウスウエールズ大学(UNSW)の概要

 ニューサウスウエールズ大学(略称UNSW)は、1999年に50周年を迎えたオーストラリア屈指の総合大学である。UNSWは46人の工学部第1期生からスタートし、今では33,000人以上の学生、5,000人以上の職員によるオーストラリア最大級の教育機関であり、その教育内容についても常に高い評価を集めている。1999年のAsiaweek誌の調査では、UNSWはアジアの上位50大学中、第8位に、そしてオーストラリア国内では第1位にランクされている。現在UNSWは11学部(Arts and Social Sciences, Built Environment, College of Fine Arts, Commerce and Economics, Engineering, Law, Medicine, Science, Australian Graduate School of Management, University College Australian Defense Force Academy, Board of Studies in Taxation)と75系を擁している。

教育と調査研究活動においては幅広い種類の学科を揃え400以上の学部課程及び大学院課程を有しているほか、一流の国際的資格を取得できる機会を学生たちに数多く提供している。その他の教育設備、機関として78ヶ所の研究センター、研究・教育のための特別施設が14ヶ所設けられている。

ニューサウスウエールズ大学は海外の大学と積極的に交流を行い、多くの大学・研究機関と学術協定を結んでいる。大学間及び学部や研究所間との学術交流締結は25ヶ国90校に及んでいる。この国際学術交流は1994年から1996年の間に急速に増大し、1996年には交流協定に基づく派遣学生数167名、受入学生数139名に達しており、現在では、オーストラリア国内の大学の中で最大の留学生を受け入れるまでに国際交流制度が確立しており、海外からも高い評価を得ている。

World Wide Web: http://www.unsw.edu.au/