更新日 2006年7月10日

日本機械学会流体工学部門

機能性流体工学の先端融合化

に関する研究分科会

(P-SCD345)

Research Committee on

Advanced Fusion of the Functional Fluids Engineering,

(2003.4〜2006.3)

Fluids Engineering Division, JSME


本研究分科会の目的

 平成元年に磁性流体を中心に機能性流体に関する研究が開始され、その後、電磁場に応答するMR流体、ER流体、液晶、さらには、プラズマ流体や混相流体等、対象とする流体も拡大してきている。これまで学術活動として、国際会議や日本機械学会等でのワークショップ、フォーラム、OSや特別講演等の企画、さらには、啓蒙書の出版、平成15年には、機能性流体を含んだ数値流体力学ハンドブック、および平成18年には、機械工学便覧も発行され、社会還元や知的資産の蓄積も進んできている。近年では、機能性流体工学の基礎研究として、物理化学的な手法によりナノ・マイクロレベルでの複雑流体構造の解明、応用研究としては、機能性流体とセンサー、コントローラ、材料等を組み合わせたシステム化、すなわち、知能流体システムの構築へと展開している。
 本研究分科会では、P-SC240「知能流体工学に関する調査研究分科会(1993-1995)」を発展させて、機能性流体工学に関し、異なる流体を研究対象とする研究者や異分野間での融合研究により、基礎から応用までの新たな研究シナリオの策定および環境・エネルギー、ナノ・材料、バイオ等の先端重点分野への展開をはかり、流体工学での新領域創成に関し、調査研究を行った。


最新情報

過去に開催された研究会

研究分科会
メンバー

アクセス


 本研究会は,日本機械学会・流体工学部門所属の研究会(P-SCD345)として平成15年4月に発足し,平成18年3月に活動を終了しました.なお,平成18年6月に日本機械学会より,成果報告書(220頁)を発行しましたので,本研究会にご関心のある方は下記までご連絡下さい.

主査:西山秀哉(東北大学・流体科学研究所)

   E-mail: nishiyama@ifs.tohoku.ac.jp

幹事:佐藤岳彦(東北大学・流体科学研究所)

   E-mail: sato@ifs.tohoku.ac.jp