概要

流体科学研究所附属工場(流体研工)は、
1943
10月、東北帝国大学に高速力学研究所が設立されて以来、研究および教育上必要な実験装置、実験部品、試験片などを製作してきました。
1989年に高速力学研究所から流体科学研究所に改組されました。)

過去においては、初代所長であり文化功労者でもある沼知福三郎名誉教授の「翼型のキャビテーション性能に関する研究」で使われた翼型やピトー管を製作しました。
同じく文化功労者である伊藤英覚名誉教授の「管内流れ、特に曲がり管内の流れに関する流体力学的研究」の 曲がり管なども製作しました。(過去の製品紹介参照)

現在においては、流体科学の基礎研究だけではなく、エネルギー、航空宇宙、ライフサイエンス、ナノ・マイクロテクノロジー分野などの多岐に渡る流動現象にかかわる研究が行われており、流体研工場では、流体現象のさまざまな研究に必要な実験装置、実験部品、試験片などを製作しています。