融合センター宮崎実験施設 オープニングセレモニーの様子


 平成15年5月22日、宮崎県日向市美々津の東北大学・宮崎大学共同 研究施設(日向灘研究施設)において、流体融合研究センターの大規模実験施設「流動環境シミュレータ」の披露式典が開催されました。
 式典には、共同研究等で深く連携している宮崎大学をはじめ、文部科学省、 鉄道総合技術研究所、慶応大学、都城高専など関係研究機関や、地元である宮崎県、日向市、都農町及び三菱重工業などの企業から合わせて100人を 超える人が出席し、盛会のうちに終了しました。


 流動環境シミュレータは、測定器自体が高速で走行して、モデル周りの流れや 空気力を測定する世界初の実験施設です。静止した空気中を走行するため、 原理的には気流の乱れが全くないのが特徴です。また、これまで測定が困難だった 地面と床面間の空気流なども測定できます。特に、陸上を高速走行する自動車や 列車などの開発研究に威力を発揮します。