ペットボトルロケット出前授業






11月6日

  4年半前にコロンビアから日本へ留学しに来たフェリペといいます。11月6日に仙台市立貝森小学校を訪れる機会があり、とてもいい経験になりました。
  この日は朝早くから仙台市立貝森小学校に行きました。小学生のみんなは圓山先生のロケット技術に関する講義を聞くのを心待ちにしていました。

  そうです!ロケット技術に関する講義です!ロケット技術は小学生にとって難しいのではないかと思っている人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。当日、子供たちはロケットと飛行機が飛ぶ原理やロケット製造の基礎を学びました!また、原理を学ぶのみならず、ロケットを実際作ってみました!

  圓山先生の講義は素晴らしい講義でした。直感的な作用反作用の基礎法則の説明から始まって、実際に確かめてもらうところまでお話になりました。子供たちはこの法則を確かめるため、一生懸命にジャンプしたり、机や同級生を押したりしました。この様子を見ていてとても面白くて魅力的だと思いました。また、ロケットの飛ぶ理由は、さっき子供たちに確かめてもらった作用反作用の法則と同じように、ロケットが下方向に燃料を投げていてロケットが燃料によって上方向に押されていることをみんな理解したことに、驚きました。さらに、圓山先生は月に打ち上げられたアポロのビデオを見せて、ペットボトルロケットと同じ原理で飛んでいることを親切に説明してくれました。この素晴らしい講義をきっかけにし、この小学生の中からJAXAやNASAの宇宙技術者になる人が出るのではないかと思いました。

  圓山先生の講義が終わってから、ペットボトルロケットの製造に移りました。ここでは、子供たちと交流し、意見を交換しながら凄いロケットを作ることができました。そこには子供たちのそれぞれの創造力やオリジナリティが現れて、非常に面白かったです。僕は外国人なので子供たちからたくさんの面白い質問を聞かれました。中にはとてもいい質問もあって大人と会話しているみたいでした。子供たちの優しさに感動して、とても楽しかったです。

  メインイベントはペットボトルロケットの打ち上げでした。みんなが盛り上がっていて、必死に同級生や友達を応援していました。なんと40m以上の飛距離を出した子どももいました!このイベントは参加した子供たちにとって忘れられない経験になったはずです。僕にとっても!