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ダブルディグリープログラム



釣巻です。

久しぶりに書きます。なぜかといいますと、長い間フランスに行っていました。ダブルディグリープログラムという、読んでカタカナのごとく2つの学位を取得するためにリヨンにあるINSA de Lyonで4年生と5年生の2学年を過ごしてきました。 詳細な話をしても仕方ないので、INSAでやってきたことをおおまかに、そして少しばかりお話させていただきます。

まず、講義、実験、演習です。日本と比べると授業時間数が多く、演習の授業もあるため力がつきます。最初は基本的なことからはじまりますが、最後の方は・・まぁそれはそれはムズカシカッタ・・・。

次にインターンです。私がいた学部では9月にセメスターが始まり4月に終わるのですが、その後次の9月まで休ませてもらえるわけではなく、インターンをしなければならないのです。みんなこれを利用して思い思いの国、企業、大学へと行きます (ほとんどの人が英語圏に行きましたが・・)。

長い間いると、フランスのいい面と悪い面が良く見えてきます。向こうにいる日本人が口を揃えて言うことは「幸せの閾値が下がった」です。

寮で生活したことは私にとって初めてであり、またいきなりルームメイトが外国人だったので刺激的な経験でした。1年目はブラジル人とメキシコ人。彼らはラテンっぽくなく、とても静かな人たちでした。2年目はアメリカ人とポーランド人。彼らもとてもいい人たちで、特にポーランド人は毎日学校に行く前に掃除をするくらいによく出来た人でした。

日本に帰ってくると色々と懐かしくなります。リヨンで毎週友達と走っていたランニングコース、授業の合間の友達との会話、カルフールでの買い物、色々と思い出すと戻りたくもなります。

色々とカオスな人々に囲まれて、異なる言語、文化で過ごした時間が役に立つとかではなく、純粋に楽しすぎた(それ以上に辛かったけど)ので本当にやって良かったと思っています。
実現するためにサポートしてくださった東北大学、INSA de Lyonの関係者の方々には心から感謝しています。次は新しく挑戦する4年生を見つけるのが私のやるべきことです!