•  日本では、冷暖房だけで国内エネルギ消費の約10%が使われています。消費エネルギを減らすためには”エネルギの漏れ”つまり”熱の漏れ”を小さくしなければなりません。
    そのために使われるのが断熱材です。

    代表的な断熱材にはグラスウールやウレタンフォームなどがあります。広い意味では、発砲スチロール、プチプチの梱包材、鍋敷き、衣服や布団などは身近にある断熱材の例と言ってよいでしょう。 高性能な断熱材には、多層断熱材や真空断熱パネルがあります。多層断熱材は宇宙望遠鏡や人工衛星、真空断熱パネル(写真)は冷蔵庫などに使われていて、どちらも従来の断熱材の10倍の断熱性能を発揮することで盛んに研究がされています。
    私たちは断熱材の断熱性能について研究をしています。「断熱材の内部ではどういった熱の伝わり方をしているのか」「どこを工夫すれば断熱性能の高いものが出来るのか」といったことに着目して、断熱性能を高精度に測ったり、シミュレーションなどを行っています。
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  •  酸素/二酸化炭素燃焼法を用いた二酸化炭素回収型燃焼プラントの効率を向上させることを目的とし,空気分離技術について要素技術およびプロセス双方の高効率化について研究をしています.現在提案されている二酸化炭素回収型火力発電システムについても,空気分離及び二酸化炭素液化プロセスまで含めた再評価も行っています.
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