知的流動評価研究分野
Advanced Systems Evaluation Laboratory
本文へジャンプ
研究内容


知的流動評価では、現在3つのテーマを中心に研究を行っています。

電磁非破壊評価

  材料中の欠陥を電磁現象を用いて非破壊的に診断するための研究を進めている。材料中に生じる電磁現象の微少な変化を電気的な信号として検知し、逆問題的アプローチにより有限要素法などの数値解析法をもちいて欠陥の位置や形状を求めることのできる知的なセンシング法の研究を実施している。また、センシングを発展させ複雑システムの保全に関する仮想システムの構築を行っている。

Type-W損傷の電磁非破壊検出技術の開発
マルチスケール電磁アプローチによる鋳鉄の組織評価手法の開発


炭素系薄膜材料開発
知的システムの構成要素となる様々な機能性材料システムの開発を行っている。著しい潤滑性をという新しい機能を持つダイヤモンドーメタル複合体や、新しい抵抗・温度センサ材料となる金属ダイヤモンドライクカーボン膜に関する研究を行っている。

ナノクラスタ金属をドープしたDLC薄膜センサー材料の開発
半鏡面ダイヤモンドによる無潤滑油低摩擦・低摩耗技術の開発


機能性材料の医療応用
生体適合性を有する人工筋肉の実現は、医療の新しい展開につながる。その一例として、形状記憶合金を用いた完全埋込型人工肛門括約筋を提案し、その開発を行った。さらに、生体機能性等の評価を包括的に行うことにより、実用化をめざしている。

形状記憶合金をもちいた低侵襲外科用鉗子の開発
形状記憶合金を用いた機能性医療機械要素の研究


トップページへ戻る