東北支部について
東北支部長就任挨拶
令和2年12月15日
日本工学アカデミー東北支部発足にあたって
日本工学アカデミー 東北支部長
神本 正行
本日、東北支部が発足し支部長に就任いたしました。微力ではありますが、新たな体制で、支部会員の皆様のご協力を得ながら任務を遂行していきたいと思います。まず初めに、支部発足にあたりご指導、ご助言いただきました関係各位に深く感謝申し上げます。 日本工学アカデミーは「人類の安寧とより良き生存のために、未来社会を工学する」ことを基本理念とし、事業活動推進の５本柱の一つとして、支部活動を掲げています。北海道・東北支部ならびに、それ以前の北海道・東北地区の活動では、プロジェクト部会報告書（「北海道・東北地区での地域振興と人材育成」）の公開や、地域における産学官連携、人材育成、 イノベーション等に関する講演会の開催を行ってきました。
これらの活動をベースとして、東北地区に根差した共創活動を展開し地域発の社会革新を進めると共に、支部会員の皆様への情報提供を積極的に行っていきたいと思います。なお、北海道支部とは今後とも協力関係を継続することで合意しています。COVID-19 パンデミックの影響で工学アカデミーの活動も様々な制約を受けています。東北支部設立記念式典も来年度に延期せざるを得なくなりました。このような状況の下、東北支部ではWeb 会議の環境整備、ホームページの充実を図り、時代に合わせた形での活動も取り入れていく予定です。 一方 COVID-19は、人の移動や都市のあり方等、様々な分野で新たな課題を浮き彫りにしました。未来の持続可能な社会実現のために、工学アカデミーの役割、地域の役割がますます重要さを増していると思います。東北支部の活動推進のため、支部会員の皆様のご協力を重ねてお願いいたします。