寒川先生は2013年1月2日〜4日にシンガポールで開催されたINEC 2013に招待され、
招待講演を行うとともに、Nanyang Universityを訪問し、ナノテクノロジーに関する交流を深めました。
現在、シンガポール、台湾、中国をはじめアジア地域が将来のナノテクノロジーをリードしつつあります。
その中で研究の中心になりつつあるのがシンガポールです。
小さく資源のない国だけに世界中から研究者および研究を集める政策を進めており、先端技術において極めて活発な活動を行っている国です。
既に日本はナノエレクトロニクスの分野で後れを取りつつあり、復活のためには、
それらアジア諸国との技術交流・共同研究が極めて重要です。
寒川先生は、そのような背景の中で、INEC2014の日本招致とシンガポールとの技術交流のため参加されました。
INECでは中性粒子ビームのナノデバイスへの展開に関する招待講演をされ、アジア諸国からの研究者に衝撃を与えました。
今後、アジアでの拠点の一つとして寒川先生のシンガポールでの活動も活発化するようになるでしょう。
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