寒川先生の提案されたプロジェクトが本年度のJST-CREST(戦略的創造研究推進事業) 研究領域:プロセスインテグレーションによる機能発現ナノシステムの創製(曽根純一 研究統括)に採択されました。研究課題は「バイオテンプレート極限加工による3次元量子構造の制御と新機能発現」で、次世代の太陽電池・レーザーを実現するものです。JST(理事長 北澤 宏一)は、戦略的創造研究推進事業 CRESTにおける平成21年度新規採択研究代表者および研究課題を決定しました。本事業は、社会・経済の変革につながるイノベーションを生み出すシステムの一環として、戦略的に重点化した分野における目的基礎研究を推進し、今後の科学技術の発展や新産業の創出につながる革新的な新技術を創出することを目的としています。平成21年度募集として、平成19・20・21年度に発足した「CREST」14研究領域において、平成21年3月17日から平成21年5月19日までの間、研究領域ごとに研究提案を募集しました。その結果、産官学各界の研究者から726件の応募がありました。募集締め切り後、研究総括・副研究総括・研究総括補佐および領域アドバイザーにより書類選考および面接選考(事前評価)を実施し、88件の研究課題と各課題における研究代表者を採択しました。寒川教授の採択研究課題名は「バイオテンプレート 極限加工による3次元量子構造の制御と新機能発現」で、北海道大学、東京大学、慶応大学、奈良先端科学技術大学院大学との5年半の共同研究プロジェクトとなります。詳細はhttp://www.jst.go.jp/pr/info/info670/index.htmlをご参照ください。
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