IITC 2010(International Interconnect Technology conference)が6月7
日〜9日サンフランシスコで開催されました。寒川研究室から安原さんがSTARC
テーマで3年間研究してきた集大成として「Ultimate-Low-k SiOCH Film with
Sufficient Modulus and Ultra-High Thermal Stability Formed by
Low-Temperature Pulse-Time-Modulated Neutral-Beam-Enhanced CVD」と題して
発表を行いました。大変盛況でIntelやIBMの研究者からも、「大変すばらしい研
究だ」「是非膜を評価させて欲しい」という類の意見をいただきました。群を抜
いての集客があり、安原さんのみならず、寒川先生、松永さん、3名総出でfullに説
明対応を行いました。(「そのため写真を撮るのを忘れてしまいました・・」とは
松永さん談)
その後、6月10日にニューヨークのアルバニーナノテクセンターを訪問しまし た。ここは社会人Dr卒業生の曽田さん(ルネサス)が活躍されています。 寒川先生は、今回、IBMとそのアライアンスメンバーに向けて開催される Technical vitality seminar での講師として招待講演を行いました。 寒川先生は、中性粒子ビームを中心とした研究室のアクティビティを紹介し、 エッチング、成膜、酸化膜形成、バイオなど広く講演を行いました。100人弱が 入る部屋はほぼ満席でしたが、お昼休みに入っても席を立つものは殆どなく大変 活発な議論が行われました。 |