8月5日、東北大学片平キャンパスGCOE棟セミナー室で「応用物理学会シリコンテクノ
ロジー分科会第140回研究集会」(シリコンテクノロジー分科会シリコンナノテク
ノロジー委員会委員長寒川先生がオーガナイズ)が開催されました。今回は東日本大
震災からの復興目指し、半導体デバイス・プロセス技術者・研究者が何が出来るかを
テーマに「グリーン・ナノデバイスの新たな展開」に関して、世界を引っ張る5名の
先生方に講演をして頂きました。約50名の参加者が日本全国より駆けつけ、活発な
議論がされていました。被災地である仙台で議論したことにより、東北の復興ばかり
でなく、今後極めて厳しい状況が訪れる日本の復興を目指した志の高い議論がなされ
ていました。 以下に講演プログラムと講演風景を示します。 「最先端ナノMOSトランジスタ技術の現状と将来展望」 産業技術総合研究所 ナノエレクトロニクス研究部門 主任研究員 遠藤和彦先生 「異種要素の集積化とマイクロ・ナノシステム」 東北大学 工学研究科 教授 小野崇人先生 「シリコン量子ドット論理素子デバイスの現状と今後の展開」 北海道大学 情報科学研究科 教授 高橋庸夫先生 「脳型情報処理デバイスの現状と今後の展開」 九州工業大学 生命体工学研究科 教授 森江隆先生 「ソフトマターを活用した有機半導体材料の新展開」 九州大学工学 工学研究院 応用科学部門 准教授 安田琢磨先生 「フォトニクスデバイスの現状と今後の展望」 日本電気 グリーンイノベーション研究所 主席研究員 大橋啓之先生 「量子ドット太陽電池の現状と今後の展望」 東京大学 先端科学技術センター 岡田至崇先生 |