第1回未到エネルギー研究センター・セミナー

 一昨年の大震災により、原子力発電に代わる新しいエネルギーシステムの開発が求められております。従来型のエネルギーだけでも、また、再生可能なエネルギーだけでも今後の日本のエネルギー問題を解決することは難しく、従来型エネルギーにおいてエクセルギー損失ミニマムを実現するとともに次世代再生可能エネルギーの超高効率化を実現することで未到をブレークスルーし、化石燃料の使用を極限まで抑制した環境共生型エネルギー供給システムを実現することが必要不可欠になっています。更に、これらの創エネルギーを調和的に組み込んでいくスマートエネルギー供給システムを確立し、持続可能エネルギー社会基盤を実現することが求められております。

 本セミナーはエネルギー技術立国を目指してこれら未到エネルギー研究に関して活発に議論するために企画されました。今回は第一回セミナーとして、産学連携イノベーション促進事業と共催で「太陽電池の今後の動向」に関して、国内の第一人者をお招きして議論を行いたいと思います。皆様、奮ってご参加ください。

共催
  • 東北大学流体科学研究所未到エネルギー研究センター

  • 産学連携イノベーション促進事業 「垂直統合型技術結集と新しい産学連携システムによる最先端電池基盤技術の創出」
  • 場所、日時
  • 場所:東北大学・流体科学研究所2号館5階大講義室

  • 日時:4月19日(金)13:30~16:00
  • プログラム
  • 1)13:30-14:30
    「太陽光発電における将来技術」(基調講演45分)
    産業技術総合研究所・近藤 道雄

  • 2)14:30-15:15
    「ナノ構造を利用したシリコン系高効率太陽電池」(招待講演30分)
    名古屋大学・宇佐美徳隆

  • 3)15:15-16:00
    「高効率太陽電池作製のためのプラズマCVD」(招待講演30分)
    九州大学・白谷正治