最先端電池基盤技術コンソーシアムおよび未到エネルギー研究センター・セミナー

 一昨年の大震災により、原子力発電に代わる新しいエネルギーシステムの開発が求められております。従来型のエネルギーだけでも、また、再生可能なエネルギーだけでも今後の日本のエネルギー問題を解決することは難しく、従来型エネルギーにおいてエクセルギー損失ミニマムを実現するとともに次世代再生可能エネルギーの超高効率化を実現することで未到をブレークスルーし、化石燃料の使用を極限まで抑制した環境共生型エネルギー供給システムを実現することが必要不可欠になっています。更に、これらの創エネルギーを調和的に組み込んでいくスマートエネルギー供給システムを確立し、持続可能エネルギー社会基盤を実現することが求められております。

 本セミナーはエネルギー技術立国を目指してこれら未到エネルギー研究に関して活発に議論するために企画されました。今回は最先端電池基盤技術コンソーシアムのセミナーおよび未到エネルギー研究センターの第8回セミナーとして、3名の講師をお招きします。三井物産の永島氏からは世界の人口動態・GDP・エネルギー動態を踏まえた将来のナノテクノロジーへの期待について、日本IBMの渡辺氏からはエネルギーマネジメントについて、日本IBMの小原氏からは脳型コンピューティングについてご講演いただく予定です。皆様ふるってご参加下さい。

共催
  • 産学連携イノベーション促進事業 「垂直統合型技術結集と新しい産学連携 システムによる最先端電池基盤技術の創出」

  • 東北大学流体科学研究所未到エネルギー研究センター
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    場所・日時
  • 会場:東北大学 片平キャンパス 流体科学研究所 大講義室(2号館5階)

  • 日時:2013年12月18日(水)15:30~17:00
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    講演内容
  • プログラム

    15:30-16:00 永島学氏(三井物産株式会社 新事業開発部 マテリアル&ライフイノベーション室)

    「変貌する世界におけるナノテクノロジーへの期待」

    16:00-16:30 渡辺日出雄氏(日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所)

    「エネルギー関連アナリティックス技術のご紹介」

    16:30-17:00 梶谷浩一氏(日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所)

    「SyNAPSE: A Platform for Neuromorphic Computation」