徳増研究室とは

教授メッセージ
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近年の微細加工技術の進歩により、現在では様々な分野でナノスケール流動現象の解析の重要性が増してきています。また、昨今のエネルギー問題の観点から、化石燃料に変わるエネルギー源の開発が望まれてきています。そのような背景から、当研究室では、「分子スケールの流動現象」をスーパーコンピュータを用いた大規模数値シミュレーションにより解明し、その知識を「次世代電池の技術開発」に活かすことを念頭に研究を進めています。当研究室で行っている研究は熱流体工学を基本としていますが、「量子力学」「電気化学」など様々な分野におよぶ学際的・複合的研究領域です。

その意味で、まず当研究室を志望する学生の皆さんには、色々なバックグラウンドに興味をもち、「電池」「自動車」など一つの分野にとらわれず、新しい知識をその分野に導入し、自分の世界観を持って研究を進めていってほしいと思います。「研究」というものを卒業するための1つの課題ではなく、この「研究」に積極的に取り組むことを通じて、課題を自ら発見し、それを解決し、その成果を発表して多数の人々に理解してもらう能力を身につけていくことを学生の皆さんには期待しています。また、これからの社会は諸外国との交流も多くなることが予想されます。当研究ではゼミなども一部英語で行っていたり、国際会議に参加したり留学に行く機会も多いので、そのような機会をどんどん活用して、国際的な感覚を身につけていってほしいと思います。

最後に、皆さんにはぜひ徳増研究室に所属して、一緒に充実した研究活動を行い、大きく世界に羽ばたいていってほしいと思います。みなさんとお会いできることを楽しみにしていますので、ぜひ一度、徳増研究室に足を運んでみてください。

学生生活について

先輩インタビュー
①なぜ徳増研を選んだのですか?
・自分は以前、高等専門学校(高専)に在籍しており、当時の指導教員の勧めもあって2週間のインターンシップに参加したのがきっかけです。その際に、充実した研究環境や高いアクティビティに魅力を感じたため徳増研を志望しました。

②徳増研の良いところ!
・自分がチャレンジしたいと思えば、その実現をサポートしてくれる環境があることです。「この国際会議に出てみたい」、「留学したい」など国内外問わず、自らが希望すれば行くことが可能です。また、それに向けての教育体制も充実しています。学部生の研修から、博士後期課程に行く人向けの予算獲得書類まできめ細やかな指導が受けられます。研究以外の面では、お花見や芋煮などのイベントの他に、飲み会も多いのでリフレッシュできるタイミングがあるのも気に入っています。

③未来の後輩に伝えたいこと
・内部生、外部生問わず研究室を決める際には当然、研究内容を重視する人が多いと思います。もちろん研究内容は大切ですが、自分は「何をするかだけでなく、誰とするかが大切」であると思います。徳増研の面々は入ってから研究環境、特に人に魅力を感じている人が多いです。ぜひ一度研究室を訪れて感じてみて下さい。皆さんと研究できる日々を心から楽しみにしています。

上根直也

先輩の声 image
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研究室の主な行事

イベント
4月 お花見、歓迎会
5月 燃料電池シンポジウム、伝熱シンポジウム
6月
7月 前期打ち上げ
8月 院試壮行会
9月 日本機械学会年次大会
10月 ECS、芋煮会
11月 ICFD参加
12月 忘年会
1月 新年会、D論発表会
2月 修論発表会
3月 学位記授与式、追いコン
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