背景
- 機体開発には莫大なコストがかかっており、計算機によるコスト低減は喫緊の課題
- 計算機性能の向上に伴うCAE(Computer Assisted Engineering)導入に大変な期待
- 2015年NEDO次世代構造部材創製・加工技術開発プロジェクト →熱硬化性CFRPによる主翼設計最適化が行われ、繊維・樹脂選択に基づく巡航時機体性能の違いを示す
→シミュレーション援用による認証プロセスの低コスト化、層流化技術やエンジン-機体統合性能予測、非巡航状態の高精度非定常流体解析技術等を開発
- 機体構造への複合材の適用が一層進み、単なる軽量化以上のメリットを織り込んだ複合材の利用が望まれる
- 世界最先端のプロジェクトでも、熱可塑性CFRPの利用を機体全体を対象に検討する取り組みは未だ見られない

複合材による全機機体設計を実現するCAE技術
熱可塑性CFRPの適用可能性を評価するCAE技術
これらを開発することで
複合材時代の理想機体構造を実現する機体設計技術の確立を図る!
開発内容と期待される成果
成果の実用化・成果物の取り扱い
産学官協働による開発システムのブラッシュアップ
国際連携による研究開発成果のアウトリーチ