現在の主な研究

ロケットエンジンレーザー計測

ロケットエンジンは非常に過酷な高温(3000 K以上)・高圧(10 MPa以上)となる環境で燃焼を行います。
ロケットエンジンの開発には燃焼シミュレーションが必要不可欠ですが、その結果を検証するための火炎形状・温度・化学種濃度等の実験的なデータを正確に計測することは難しいです。
レーザー計測班ではロケット燃焼に対してOH-PLIF計測を適用することで正確な火炎形状の撮影や定量的データの取得を目指しています。

ロケットエンジンレーザー計測 ロケットエンジンレーザー計測

Laser Induced Thermal Grating Spectroscopy (LITGS)はレーザーによる計測手法の1つです。
特徴としては、計測領域の音速によって信号が変化するため非常に多くの情報を持つ点、圧力の上昇に伴ってS/N比が大きくなる点が挙げられます。
私達は高温・高圧燃焼場の温度定量計測をLITGSによって実現することを目標とし研究に取り組んでいます。

ロケットエンジンレーザー計測

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