未来流体情報創造センター AFI-NITY

未来流体情報創造センター概要

東北大学流体科学研究所 未来流体情報創造センターは、
流体科学分野におけるスーパーコンピューティング、計算機シミュレーションと実験の計測融合研究、
流体情報の高度可視化等のための次世代融合研究システムを運用するとともに、
国際会議の開催やデータベースによる研究成果の発信を行っています。

研究成果ピックアップ

  • 航空機の後退翼前縁部付近での遷移の様子

    航空機の後退翼前縁部付近での遷移の様子

    民間航空機が運航する際に、エネルギーの損失となる全抵抗のうちの約半分は空気の粘性による摩擦抵抗によるものです。大規模並列化による直接数値計算を実施することで、後退翼面上の遷移機構の詳細を明らかにし、遷移予測技術の精度向上、新しい層流化技術の提案を目指しています。

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  • 左心室内の血流解析

    左心室内の血流解析

    体循環に血液を送るポンプの働きをする左心室の内部では、その血流速度が速いことから、左心室内で血栓は形成されないと考えられてきましたが、近年の研究によって左心室においても血栓が形成される可能性があることがわかりました。左心室内の代表的な内部構造物を考慮した左心室モデルを開発し、左心室内の流れについて研究をしています。

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  • 熱媒の熱伝導率を支配する分子動力学機構の解明と制御

    熱媒の熱伝導率を支配する分子動力学機構の解明と制御

    電子デバイスをはじめとする最近の工業機器では、発熱管理と放熱など高度な熱マネジメントが要求されるようになりました。本研究では、分子動力学シミュレーションを用いて、マクロ熱伝導を一つ一つの原子・分子間の相互作用(熱伝搬パス、上副図)によるミクロなエネルギー伝搬の集積として把握する解析法を確立し、それによって、アルカン・アルコールなど典型的な液体について、分子の構造・官能基の特徴と熱伝導率の関係が明らかにしてきました。

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