東北大学
流体科学研究所

ナノ流動研究部門

生体ナノ反応流研究分野

佐藤 研究室

本研究室では,細胞の活性化や不活性化過程の解明,プラズマ殺菌法の開発,気液プラズマの反応流動機構の解明,ナノ流動現象の解明などにより,プラズマの流れと生体の相互作用について明らかにし,次世代医療技術として期待されている「プラズマ医療」の基礎学理の構築ならびに応用を進め,国民の健康を守る新しい医療技術の創成を目指しています.


はじめに


 プラズマは,様々な分野で応用されていますが,大気圧では対流の役割が重要となるため,電気,化学,材料だけではなく熱流体の視点も不可欠です.

 当研究分野では,気液中に生成した大気圧低温低温プラズマ流のラジカル生成輸送機構,生体との相互作用機構,気液プラズマ流の気泡生成消滅機構や反応プロセスの数値解析に取り組んでいます.また,国内外の大学・研究機関,企業との共同研究も進め,実用化を見据えた基礎研究を推進しています.



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佐藤・他,プラズマ核融合学会誌,91 (2015) 766.(解説記事)
佐藤・他,機械の研究(養賢堂),66
(2015) 455.(解説記事)
佐藤,静電気学会誌, 37 (2013)127.(解説記事)
神原(編集代表),大気圧プラズマ反応工学ハンドブック
(NTS, 2013).(分担執筆)
佐藤,日本機械学会流体工学部門ニューズレター特集 「医療と流体工学」
201112月号(解説記事)

佐藤,静電気学会誌, 33 (2009)137(解説記事)

日本学術振興会153委員会編,大気圧プラズマ基礎と応用(オーム社,2009).(分担執筆)
佐藤,日本機械学会流体工学部門ニューズレター特集「大気圧プラズマ流」200712月号,(解説記事)