ifslogo 極低温流研究分野
大平研究室
Cryogenic Flow Laboratory


ようこそ!大平研究室へ


■航空宇宙技術の発展・水素エネルギー社会の実現に向けて


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ロケットエンジン・スペースプレーンの実現には、推進剤として用いられる液体水素を代表とする極低温流体の熱・流動特性が重要となります。航空宇宙の技術は極限環境下におかれるため、非常に難度の高い問題が多数生じます。 また、ロケット推進剤として用いられる水素は二次エネルギー源として、エネルギー発生時の環境汚染が少なく、輸送および貯蔵が可能であるなど優れた性質を保有しています。

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昨今、化石燃料の消費により排出される二酸化炭素・二酸化硫黄などによる環境汚染の結果として、地球規模での温室効果・酸性雨などの問題が生じています。これに対しての大きな取り組みとして、2005年5月に京都議定書が発効されました。経済産業省では純水素を燃料とする固体高分子型燃料電池車・定置用燃料電池の日本での導入を2020年までに500万台・1000万kWを目標として掲げています。そのため、輸送手段として水素を固液(スラッシュ)水素の形で搬送する技術が必要とされています。

本研究室では,極低温流体,極低温固液二相(スラッシュ)流体、極低温気液二相流体の流動に伴う諸現象を実験・数値解析の両面から解明し,先進応用機器の開発に向けた基礎研究を進めています。


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高校生のみなさんへ

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2015.06.15 学術論文を更新しました。
2015.05.28 大平勝秀教授が「低温工学・超電導学会 平成27年度業績賞(学術業績)」を受賞しました。
2015.04.13 高橋幸一技術職員が「文部科学大臣表彰 創意工夫功労者賞」を受賞しました。
2015.05.26 イベント(2014),学位論文を更新しました。


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