イベント - 2016年度

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第36回国際燃焼シンポジウム

 こんにちは。研究室に来る他、お盆の予定が全くありません。D2の奥野です
 7月29日から8月6日までの間、韓国のソウルで行われたFlame chemistry workshopおよび第36回国際燃焼シンポジウムに参加いたしました。国際燃焼シンポジウムは二年に一度しか開催されない燃焼分野最高峰の学会であり、ここで発表をしようと世界中の猛者たちが二年間の研究目標にしているものです。また、Flame chemistry workshopは燃焼化学に関する専門家たちが議論を交わすワークショップであり、今回は中村先生の発表がありました。本研究室独自の装置であるマイクロフローリアクタが燃焼化学の世界で認知されつつあることを実感できました。
 丸田研からは奥野・中村先生の論文が国際燃焼シンポジウムの口頭発表に採択され、Ajit、Hafidzal、Philipp、Alejandro、Lyu、物部、恩田、田中、佐々木、巽くんらがポスター発表を行いました。国際燃焼シンポジウムでの口頭発表は初めてのことで緊張しましたが、プリンストン大学のF. Dryer先生,北京大学のZ. Chen先生などの著名な先生方に興味をもっていただき、大変嬉しく思いました。学会では多岐にわたる発表から沢山のアイデアを貰うことができた上(中村先生はノート30ページ以上を今学会で消費したそうです。)、世界の優秀な博士後期課程の学生から刺激を受け、有意義な時間を過ごすことができました。また、共同研究先であるFar Eastern Federal Universityの面々とも議論を交わすことができ、最終日には彼らに加えて理論研究の第一人者であるKagan先生などを含めた食事会を行いました。
 開催地の韓国・ソウルは今回初めての訪問でしたが、都会的で、夜中の4時になっても眠らないバイタリティあふれる街でした。食事が合わない人もおり(ルームメイトの大丸君は二回下痢で眠れない夜を過ごしていました)、なんだかんだいって日本が良いよねということを改めて実感した滞在でした。