■論文
この度、東日本大震災ならびに福第一原子力発電所事故から10周年にあたり、当時のデータを集大成にして、英文学術誌に掲載いたしました。Global Journal of Researches in Engineering: F
Electrical and Electronics Engineering, Volume 21 Issue 1, pp. 1-38,
Version 1.0 Year 2021, Online ISSN: 2249-4596 & Print ISSN: 0975-5861
Validation of Unit 1 of the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant During its Accident, By Shigenao Maruyama
原著論文は下記のURLから無料でダウンロードできます。
https://globaljournals.org/GJRE_Volume21/1-Validation-of-Unit-1-of-the-Fukushima.pdf
上記論文の日本語訳は、下記HTCRep.36.1からダウンロードできます。
最近問題になっている汚染水に関して、圓山が2013年9月26日に「第5回クオリアAGORA(2013年)」で講演しました。
下記のURLから講演の様子がご覧出来ます。
http://www.goodkyoto.com/
■著書
本レポート(2012年8月まで)の要約を小説に纏めて出版しております。これ は、原発事故の過程を2012年当時のデータを基に推定した「ドキュメンタリー・ フィクション」です。所長や首相など登場人物(一部を除く)の言動は報道事実 を参考にして記述されています。
小説 FUKUSHIMA 圓山 翠陵
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熱科学に関する一般読者向けのエッセイ集です。ベクトル3には、福島第一原子力発電所事故に関連して、原発の安全・安心,巨大科学・技術への提言が記載されています。
みんなの熱科学 圓山 翠陵
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■レポート
・2021.04.12 HTCRep.36.1
「 福島第一原子力発電所1号機事故の検証 」
Global Journal of Researches in Engineering: F, Vol. 21 Issue 1, pp. 1-38, (2021).の日本語訳
・2015.03.03 HTCRep.35.1
「 1号機事故シナリオに基づく圧力容器(RPV)破壊状況の推定 」
・2014.08.16 HTCRep.34.1
「 トレンチ凍結に関する分析と提案 」
・2014.06.22 HTCRep.33.1
「 小松右京が遺したもの -震災の記憶・未来へのことば- 」
・2014.03.05 HTCRep.32.2
「 1号機の非常用凝縮器(IC)と水位計の挙動並びに破壊状況の推定 -それでもICは動いていた- 」
・2014.01.30 HTCRep.31.1
「 空気冷却時の炉心温度簡易推定 」
・2014.01.06 HTCRep.30.1
「 熱力学モデルによる3号機事故シナリオの検証 その2 」
・2013.08.09 HTCRep.29.1
「 原発の汚染水を止める方法 」
・2013.05.09 HTCRep.28.1
「 熱力学モデルによる3号機事故シナリオの検証 」
・2013.03.11 HTCRep.27.1
「 原発の汚染水を増やさない方法 」
・2013.03.04 HTCRep.26.2
「 熱力学モデルによる1号機事故シナリオの検証 」
・2013.02.10 HTCRep.26.1
「 熱力学モデルによる1号機事故シナリオの検証 」
・2013.01.17 HTCRep.23.2
「 無動力原子炉冷却システムの提案 」
・2012.12.26 HTCRep.25.1
「 1号機格納容器の破損個所・大きさ・形状の推定と原子炉収束方法 」
・2012.11.26 HTCRep.24.1
「 1号機非常用凝縮器(IC)の挙動と水位の関係 」
動画のダウンロード(.wmv 約182MB)
youtube掲載アドレス:part1https://www.youtube.com/watch?v=5qeO-LIaEXw
youtube掲載アドレス:part2https://www.youtube.com/watch?v=H5-0as1XNsc
・2012.10.02 HTCRep.23.1
「 無動力原子炉冷却システムの提案 」
・2012.07.09 HTCRep.22.2
「 2号機破壊シナリオ 」
・2012.03.27 HTCRep.22.1
「 2号機破壊シナリオ 」
・2011.10.14 HTCRep.19.2
「 放射線データによる原子炉事象の検証 」
・2011.08.18 HTCRep.21.1
「 原発収束第2ステップに向けた提言 」
・2011.07.20 HTCRep.20.1
「 原子炉内熱流動現象の推定 - 福島第一原子力発電所1号機の場合 - 」
・2011.06.20 HTCRep.19.1
「 放射線データによる原子炉事象の検証 」
・2011.06.08 HTCRep.15.3
「 4ヶ月で原発を収束させる工程表 」
・2011.05.30 HTCRep.17.2
「 福島原発炉心で何が起こったか : 1号機の場合 」
・2011.05.29 HTCRep.17.1
「 福島原発炉心で何が起こったか : 1号機の場合 」
・2011.05.27 HTCRep.13.2
「 注水量と崩壊熱による蒸発量の比較 」
・2011.05.27 HTCRep.1.5
「 原子炉内が崩壊熱のみによって加熱されている場合に必要な水の投入量の推定 」
(公表データに基づく福島第一原発の燃料データのまとめ)
エクセルデータ (HTCRep1.5.xlsx)
・2011.05.22 HTCRep.15.2
「 一日も早い原発事故収束に向けた行程表 」
・2011.05.17 HTCRep.16.2
「 原子炉状況推定の仕方 」
・2011.05.16 HTCRep.16.1
「 原子炉状況推定の仕方 」
・2011.05.14 HTCRep.15.1
「 新工程表に向けて:水位計が壊れた前提での予測と現状分析 」
・2011.05.11 HTCRep.14.2
「 推理小説 福島原発で何が起こったか、そして、今 」
・2011.05.08 HTCRep.14.1
「 推理小説 福島原発で何が起こったか、そして、今(予告編) 」
原子炉実験 動画(.wmv 約20MB)
・2011.04.29 HTCRep.13.1
「 注水量と崩壊熱による蒸発量の比較 」
・2011.04.28 HTCRep.12.1
「 自然対流の熱解析による水棺を用いた原子炉冷却に必要な冷却水の投入量の推定 」
・2011.04.24 HTCRep.10.2
「 放射能隔離に向けて(暫定版) 」
・2011.04.16 HTCRep.10.1
「 質量保存・エネルギー保存則に基づくプランAのコメント 」
・2011.04.13 HTCRep.1.4
「 原子炉内が崩壊熱のみによって加熱されている場合に必要な水の投入量の推定 」
エクセルデータ
・2011.04.11 HTCRep.3.1-b
「 原子炉冷却法の比較 」
・2011.04.08 HTCRep.7.1
「 ドライアウト時の崩壊熱が燃料棒の温度上昇に及ぼす影響 」
・2011.04.08 HTCRep.6.1
「 原発汚染物質拡散防止に向けたプランBおよびCの要約 」
・2011.04.08 HTCRep.1.3
「 原子炉内が崩壊熱のみによって加熱されている場合に必要な水の投入量の推定 」
〈 公表データに基づく福島第一原発の燃料データのまとめ 〉
・2011.04.06 HTCRep.2.2
「 空だき時における崩壊熱による燃料棒温度変化の予測 」
・2011.04.03 HTCRep.5.1
「 原発汚染物質拡散防止に向けたプランC 」
・2011.04.01 HTCRep.4.1
「 原発汚染物質拡散防止と長期収束に向けたプランB 」
・2011.04.01 HTCRep.1.2
「 原子炉内が崩壊熱のみによって加熱されている場合に必要な水の投入量の推定 」
・2011.03.31 HTCRep.9.1
「 福島第一原発の事故における遮蔽ブロック上部の温度からの燃料集合体上端部温度の推定 」
・2011.03.30 HTCRep.2.1
「 空だき時における崩壊熱による燃料棒温度変化の予測 」
・2011.03.28 HTCRep.1.1
「 原子炉内が崩壊熱のみによって加熱されている場合に必要な水の投入量の推定 」
■掲載新聞
・2021年2月17日 日経産業新聞掲載
福島第1原発事故 不幸中の幸い"
・2013年10月18日 日刊工業新聞掲載
汚染源「原子炉建屋」隔離急げ"
・2013年9月10日 日経産業新聞掲載
大循環やめ元から遮断を"
・2013年8月23日 日経産業新聞掲載
原発脅かすテロ"安全性向上、日本は貢献を"
・2013年5月15日 日経産業新聞掲載
蒸気が逆流漏れていた?"
・2013年5月14日 日経産業新聞掲載
1号機冷却系動いた?"
・2013年4月26日 日経産業新聞掲載
安心して危険と向き合う"十分な情報提供 重要に"
・2013年3月18日 日経産業新聞掲載
原子炉は2度壊れたか"
・2012年5月8日 日経産業新聞掲載
空気を読む日本人”原発の本質的議論妨げる”
・2011年11月8日 日経産業新聞掲載
原発の安全過信”対策欠如、黙認の土壌に”
・2007年7月24日 日経産業新聞掲載
本当は危ない”絶対安全”
本レポート使用の注意事項
当研究室の社会貢献の一環として、公開されているデータを基に、熱工学および
伝熱工学の視点から福島第一原子力発電所の事故に関わる熱解析を行い、
今後の冷却プラン等の提案をしております。
関係各位や、本事故の一刻も早い収束を願う専門家諸兄の参考にして頂ければ幸甚です。
なお、本レポートの解析には色々な仮定や大胆なモデル化がされており、
必ずしも実際に起きていることを推定できていない可能性があると想定されますが、
あえて公開しております。数値的なデータの取り扱いには十分ご注意ください。