東北大学 流体科学研究所 ナノ流動研究部門 分子熱流動研究分野

小原研究室

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研究室紹介

研究室で学ぶこと
What students learn

学生は、各自が自分の研究テーマをもち、毎日研究に取り組みます。研究テーマはナノスケールの熱流動に関して基礎的あるいは応用的価値をもつ現象の解明がほとんどで、分子動力学シミュレーションを主な道具としています。

機械工学4力学の中では、特に熱力学・流体力学に深く関連していますが、研究室に入ってから理解する/好きになるということもよくありますから、やる気さえあれば、入口時点であまり高い要求をすることはありません。その他、化学など必要な知識や考え方は、研究室で研究に取り組む中で自然に身についてゆきます。重要なのはやる気と毎日こつこつ取り組む生活態度です。従来の機械工学の範囲を超えて研究を進めることになりますが、その経験や知識を通じて、見識の広いエンジニアに育ってくれることを期待しています。

研究成果があがれば、国内・国外での研究発表や論文発表の機会が数多くあります。重要な成果の価値をありのままにきちんと伝えられるプレゼンテーションは、発表者の論理的思考力や相手に対する親切心をありったけ必要とするものですが、その能力を少しずつ養って欲しいと思います。