流体科学研究所は流体科学に関わる国際研究教育拠点として,流動ダイナミクスに関連して世界的に活躍できる若手人材の育成を推進しています.毎年夏期に世界30カ国から第一線の若手研究者や学生が100人ほど参加する国際宇宙大学SSPは独自の教育プログラムを有し,本研究所の若手人材育成の目的に沿った教育理念を掲げています.
本研究所では1990年より継続して(財)機器研究会,21世紀COEやGCOEプログラムなどと協力し,独自の国際宇宙大学派遣プログラムを実施してきました.現在までに,派遣学生は30名(うち女性5名)であり,卒業生30名(大学:7名,JAXA:6名,産総研:1名,海外宇宙技術機関:1名,民間企業:15名(うち宇宙関連3名))は国際的に活躍するなど,大きな成果をあげてきました.
本研究所では,今後も国際宇宙大学派遣事業を行い,若手研究者の育成を促進します.
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