ホーム > 共同利用施設のご紹介

共同利用施設のご紹介

公募共同研究では、流体科学研究所が所有する次の施設を所員に準じて利用することができます。
利用に際しては、流体科学研究所の諸規則を所員に準じて遵守していただきます。
施設の利用を計画している場合は、所内対応教員を通じて別途、設備利用の申請を行ってください。

低乱風洞実験施設 Low Turbulence Wind Tunnel Facility

低乱風洞実験施設 Low Turbulence Wind Tunnel Facility

流体科学研究所が提供する低乱熱伝達風洞は、世界屈指の性能を有しています。
低速風洞の中では国内トップクラスの高速気流を出せる一方で、気流の乱れレベルは世界的に見ても極めて低く、更に、風速分布の一様性も非常に良好なため、品質の高い実験が可能です。また、気流の質は低乱熱伝達風洞と同レベルでありながら、測定部が小さく小回りの利く小型低乱風洞、空力騒音低減化に利用できる低騒音風洞もあります。

低乱風洞実験施設 http://www.ifs.tohoku.ac.jp/windtunnel/index.html

衝撃波関連施設 Shock Wave Research Facilities

衝撃波関連施設 Shock Wave Research Facilities

衝撃波関連施設には、弾道飛行装置(二段式軽ガス銃)、大型衝撃波管、縦型矩形断面衝撃波管などの設備があります。

弾道飛行装置(Ballisticrange)は、射出部と回収部(測定部)からなる全長約18mの実験装置です。
本装置では、遷音速領域より7km/sまでの広い速度範囲でプロジェクタイルの射出が可能です。射出部は射出速度にあわせてガス銃(Gas gun)、火薬銃(Powder gun)、二段式軽ガス銃(Two-stage light gas gun)の3種類のモードで実験を行えます。

二段式軽ガス銃は、火薬の燃焼で重いピストンを駆動し、水素やヘリウムのような軽ガスを圧縮して、その高温高圧で飛行体を毎秒数キロメートルの速度で打ち出す装置で、宇宙船の大気再突入やスペースデブリの衝突模擬、衝撃超高圧の発生などの実験に使われます。

衝撃波関連施設のページ
http://www.ifs.tohoku.ac.jp/~shockwave/

次世代融合研究システム Integrated Supercomputation System

「次世代融合研究システム」は、スーパーコンピューティングを行う計算サーバー群、計算結果の画像解析のための3次元可視化サーバー、実験装置を接続して計算シミュレーションと実験解析をリンクする計測融合研究のための次世代融合インタフェースサーバーを中核として、PBクラスの容量をもつストレージシステム(磁気ディスク装置)を SAN (Storage Area Network) で接続し、3次元可視化出力装置を備えたリアライゼーションワークスペース(RWS)や周辺機器を備えています。計算サーバー群は、スカラー並列計算システムとして SGI UV1000 および UV2000、ベクトル並列計算システムとして NEC SX-9 を採用し、理論演算性能合計156TFLOPS・主記憶容量合計35TB(最大共有メモリ8TB)の計算機能を提供します。

次世代融合研究システム Integrated Supercomputation System

次世代融合研究システム(スパコン)のページ http://www.ifs.tohoku.ac.jp/~afirc/afirc_jpn/scchome.html
共通施設のページ(低乱風洞実験施設と衝撃波関連施設を含む) http://www.ifs.tohoku.ac.jp/jpn/common_facilities.html

Back to top