高速燃焼

高速燃焼High Speed Combustion超音速風洞を用いてスクラムジェットエンジンを
想定した、マッハ2.5の気流中での水素を燃料とした
燃焼試験を行っています。

高圧燃焼

高圧燃焼High Pressure Combustionロケットエンジンやガスタービンでの燃焼を想定し、
高圧環境下での燃焼現象の解明や特性の把握を
目的とします。

新コンセプト燃焼

新コンセプト燃焼New Concept Combustion二酸化炭素排出量の削減に向けて、燃焼時に
二酸化炭素を排出しないアンモニア等の
新しい燃料の燃焼特性の解明、
燃焼技術の確立を目指します。

Latest News

  • 2024.04.01奥 航平君が日本機械学会 若手優秀講演フェロー賞を受賞!
  • 2024.03.10当研究室で撮影したアンモニア旋回流火炎の写真が,高校化学の資料集に掲載されました.
  • 2024.02.05丹治 開君(人力飛行部)が学友会長賞を受賞!

燃焼の科学と技術

 温室効果ガス排出が要因となる地球規模の気候変動に対して、燃焼の科学と技術は大きな責任を負っています。人々の生活および産業活動を支えてきたエネルギー源である燃焼は転機を迎えていると言ってよいでしょう。エネルギー供給は電力と熱の両方が必要であり、太陽光や風力といった再生可能エネルギーによる電力の不安定性を補償し、工業部門で必要とされる2000℃を超えるような高温熱源、また航空機やロケットなどの大規模輸送部門における高密度エネルギー源として、燃焼は今後も重要な役割を担っていくでしょう。温室効果ガス排出を極限まで削減し、脱炭素社会を実現していくため、ジェットエンジンやレシプロエンジンなど内燃機関の高効率化と共に、水素やアンモニアといったカーボンフリー燃料に切り替えていく取り組みが必要不可欠となっています。
 高速反応流研究分野では、カーボンフリー燃料の活用や内燃機関の高効率化に向けて、中心的課題である燃焼現象を、流れ、熱物性、化学反応のすべての面から詳細に解明し、実用燃焼機器に応用する研究開発を世界有数の研究設備を用いて行っています。

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