火星飛行機

現在、火星大気中を飛行しながら探査を行う火星飛行機の研究開発を行っている。この中で特に低レイノルズ数領域における超高性能翼型の開発および流れ場の把握、そして、その流体・飛行制御(翼の空中展開)に着目して研究を進めている。また地球上で火星と同等な飛行環境と有する高度35km付近において飛行実証試験を行い、世界に先駆けてその実現可能性を示す予定である。この研究を通して、大気を有する他の惑星においても航空機などの流体力を利用した新しい探査システム(Planetary Locomotion)の提案を目指す。

研究テーマ

  • プロペラ後流が翼の空力性能に与える影響
  • 柔軟膜を利用した火星飛行機翼の高性能化
  • マルチコプターのプロペラローターブレードの性能向上に関する研究
  • 熱解析モデル構築とフライト温度予測