Boeing Factory Mural Sets Guinness World Record

 東北大学は2012年度より、米国The Boeing Company (以下Boeing社)が世界的に展開する教育プログラム Boeing Higher Education Programに参加、Boeing社よりGrantを受けて「世界の将来を担うべき優れた科学者・エンジニア」を育成する事業に協力して行く事になりました。 この事業は、「世界と日本の将来を担うべき若く優秀な科学者・エンジニアを、数多く育成する必要がある」点について、 Boeing社と東北大学の認識と方針が一致し、グローバルCOEプログラム「流動ダイナミクス知の融合教育研究世界拠点」を東北大学の窓口として始まりました。

 東北大学におけるこのプログラムは、流体科学研究所を中核として、これに東北大学機械系、東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センター等が協力して Boeing Higher Education Program Committeeを組織して運営にあたります。 このCommitteeの長である流体科学研究所の大林茂教授がUniversity Member: Major Technical Contact・指導教員として各種学生プログラムを始めとするプログラムの運営を総括します。

 主として工学研究科の博士課程前後期の大学院生達が中心となり、2012年11月より以下の3つの学生主導プロジェクトがスタートしました。

  1. 全日本学生フォーミュラEV大会参加プロジェクト(参加学生23名)
  2. 複合材主翼のフラッタ特性評価(参加学生4名)
  3. 多自由度ロボットを用いたハイブリッドフライトシミュレーターの開発(参加学生7名)

 また、これら「学生プロジェクト」の他に「学生プロジェクトで優秀な教育効果を挙げた学生が アメリカでのコンフェレンス・企業訪問等を行うStudy Tour」や「優れた企業経営者・プロジェクトリーダーによる講演会」等を実施していきます。

Boeing Higher Education Programに関しましては、以下のサイトをご覧ください。
http://www.boeing.com/educationrelations/index.html

 
Information
2013年10月15日
「2012-13 Boeing Higher Education 学生プロジェクト発表会」を開催しました。
学生発表資料は【発表資料】からご覧ください。
2013年3月28-29日
本プログラムの学生プロジェクト代表3名を米国シアトルに派遣し、Boeing Everett工場の見学およびワシントン大学でのワークショップにおける学生発表を実施いたしました。
学生発表資料は【発表資料】からご覧ください。
ワークショップの詳細は次世代航空機研究センターのHPを参照してください。
http://www.plum.mech.tohoku.ac.jp/jisedai/
2013年3月19日
学生プロジェクト「多自由度ロボットを用いたハイブリッドフライトシミュレーターの開発」代表の柿崎君が次世代航空機研究センターの第6回Web Seminarで発表しました。
2013年2月19日
学生プロジェクト「複合材主翼のフラッタ特性評価」代表の林君が次世代航空機研究センターの第5回Web Seminarで発表しました。
2012年11月20日
学生プロジェクト「全日本学生フォーミュラEV大会参加プロジェクト」代表の橋田君が次世代航空機研究センターの第2回Web Seminarで発表しました。
2012年11月19日
Boeing Japan社社長 George Maffeo氏を東北大学にお招きして講演して頂く機会を持ち、 「Boeing社の航空機開発 − 現状と将来」について大変興味深いお話を聞かせて頂きました。 教員・学生合わせて100名以上がこの講演会に参加しました。

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