本研究室は,試験片を作成及び加工・処理し,探傷や材料評価を行う装置を数多く取り揃えており,使用することができます.また,流体科学研究所の工場も利用することができます.
 このページでは,主要設備を以下の三つの項目に分けて紹介します.
(一部,システムエネルギー保全研究分野との共有設備を含みます)

探傷・材料評価装置

サンプル作成・加工装置

解析ソフトウェア・機器

探傷・材料評価装置

渦電流探傷装置

渦電流探傷に使用する関数発生器,ロックインアンプ,各軸ステージのほか,様々な種類の探傷プローブを自由に使用できます.

水浸超音波試験装置

パルサー・レシーバー

超音波を送信・受信する装置です.

アコースティックエミッション(AE)測定システム

材料が変形あるいは破壊する際に放出する音波(アコースティックエミッション)を測定する装置です.

直流BH測定システム

水冷式の電磁石を使用して準定常のBH曲線を測定するシステムです.

交流BH測定システム

高周波のBH曲線を測定するためのシステムです.

増分透磁率測定システム

低周波のBH曲線を測定しながら渦電流探傷法を適用することで,増分透磁率を短時間で測定するシステムです.

走査型電子顕微鏡(SEM)

電子ビームを対象に照射し、二次電子、反射電子等を検出する事で対象を観察する顕微鏡です.

磁気力顕微鏡(MFM)

磁性探針と試料磁界との磁気的作用を検出する顕微鏡です.

サンプル作成・加工装置

超伝導電磁石

ワイヤ放電加工機(EDM)

金属製のワイヤを電極として,工作物との間で放電を発生させることで切断する機械です.簡単な形状であれば,短時間で金属を加工することができます.

引張試験機

試験片を上下のクロスヘッドで固定して引っ張り,試験片の引張特性を測定することができます.

疲労試験機

試験片に対して繰り返し荷重を与えることで,疲労による亀裂を発生させる機械です.

電気炉

電気エネルギーを熱に変換し,決められた時間・温度で金属材料の熱処理を行うことができます.

解析ソフトウェア・機器

SIAT(インバリアント解析技術)

複数のセンサからなる時系列データからインバリアント(関係性)を抽出し,それを利用して現在のセンサ時系列から異常を検知するシステムです

COMSOL

様々な現象を有限要素法を用いて解析することができるシミュレーションソフトウェアです

comWAVE

東北大学流体科学研究所
附属リヨンセンター
流動・材料システム評価研究分野
〒980-8577
宮城県仙台市青葉区片平2-1-1
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