メディア出演情報

大林茂教授・流体研新型コロナウィルス対応ワークグループの
研究内容がメディアに紹介されました

2021年7月30日(金)ミヤギテレビ「OH!バンデス (第4部)ミヤギnews every.」内
「情熱Labo」にて、『「空気の流れ」謎のメガネ&マネキンとの関係は?』と題して
本研究室の大林茂教授始め、流体科学研究所の先生方が行っている研究が紹介されました。


冒頭、「本来飛行機の分野に生かされる研究が、ある分野に応用されています」という導入の後、大林教授が「風の流れを研究する流体力学の専門家」として紹介されました。

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その後、衝撃的な3Dメガネ着用姿と共に、流体研のRWS(Realization Work Space)による「羽田空港滑走路の風の流れ」をあらわす映像が紹介されました。
RWSにより羽田空港滑走路の風の流れを明らかにすることで、着陸時のリスクを可視化しており、新人パイロット育成への活用も睨んでいる、と説明。

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そしてこの研究を、ある分野に応用しているという話題に。
ここで、高奈准教授登場。

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大林教授や高奈准教授も参加する、流体科学研究所の新型コロナウィルス対応ワーキンググループで行われている、流体科学の研究手法を新型コロナ対応に役立てようという活動の一つです。


水蒸気を吐くマネキンは、私達の口から出て空気を浮遊しウィルスを含む可能性のある「エアロゾル」を見える化しており、この実験は、山梨県のマスクフィルターを開発する会社の性能調査に使用されたことが紹介されました。

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大林教授のコメント
「ソーシャルディスタンスとはどういう状況でどれくらいの距離があればよいか、詳細にわかれば感染防止に役立つのではないか」

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大林教授が研究を続けている「超音速飛行機」についての紹介も。
機体に生じる衝撃波の大幅削減に成功、超音速飛行なら東京・ニューヨーク間を4時間で結ぶことも可能というものです。

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大林教授のコメント
「風の流れは常に変化しているので、答えはいつも違う。見ているだけで楽しい。」

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「飛行機とコロナは関係ないように思えるが、私達の生活は全て気体に囲まれている。 そう考えると(流体力学は)汎用性の高い分野ですね。」 と、スタジオでコメントをいただきました。

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これを機会に流体科学研究所で行われている研究内容が、 広く知られることになると良いですね!


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