KAUST教授・大川先生、国立陽明交通大学を訪問。InGaNによるRGB集積マイクロLEDに関して講演!
8月7日にLEDで世界的に著名なKAUST(King Abdullah University of Science and Technology) 大川教授が國立陽明交通大学電機学院を訪問され、InGaNによるRGB集積マイクロLEDに関して講演を行った。
寒川先生も講演会に招待され、議論を行った。寒川先生も目指しているInGaNによるRGB集積マイクロLEDの先駆的なお話をして頂き、講演後Red LEDにおけるエッチング技術に関する意見交換を行った。寒川先生は國立交通大学においてsub-3μmレベルのマイクロLED開発チームに参加しており、大川先生のご専門の高品質InGaN成長技術と中性粒子ビームエッチングを組み合わせることで、世界的な高輝度マイクロLED開発に貢献できると確信したようです。
今後の展開に期待しましょう。
大川 和宏 理学博士
KAUST(キング・アブドゥッラー科学技術大学:サウジアラビア)の教授
松下電器研究員時代に、青色発光ダイオードのもう一つの材料であるセレン化亜鉛(ZnSe)でp型およびn型伝導型制御を世界で初めて実現している。これらの技術を元に青色および緑色領域の半導体レーザーの発振に成功する。
東京理科大学では、窒化ガリウム(GaN)に光を当て水から水素を取り出す技術を開発。環境に優しい半導体を用いて、クリーンエネルギーである太陽光から、クリーンエネルギーである水素ガスを製造する新技術として注目されている。
2014年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二先生の友人であり、科学技術振興機構などで共同研究を行う他にも404特許訴訟における技術的根拠の証明にも協力している。