昨年度は修士学生1名とのマンツーマンでありましたが、本年4月より、熊谷慎也助手と尾崎卓哉技官を加え、修士3名、学部2名を合わせて8名の大所帯となりました。熊谷助手には主にプラズマ分光・モニタリング、EEDF制御およびデバイス試作関係を担当してもらい、尾崎技官には研究室全体の実験装置管理・メンテおよび予算管理、特殊材料エッチング実験を担当してもらっています。
研究室お花見会 (2001年4月)
応用物理学会プラズマエレクトロニクス分科会報大学や国立研究所(独立法人になりましたが)との共同研究も積極的に進めております。デバイス関連においては東北大学・小柳光正教授グループ、江刺正喜教授グループおよび東北大学・電子通信研究所・坪内和夫教授グループなどと連携させて頂いております。プラズマ関連では、名古屋大学・後藤教授グループ、慶応大学・真壁教授グループ、防衛大学・中野助教授、静岡大学・三重野哲教授、京都大学・浜口助教授との連携を強化しております。ナノテクノロジー関連では物質研究所や産業技術総合研究所との連携をスタートさせる予定です。さらに複数の企業との共同研究がスタートしており、2~3名の企業共同研究者が研究討論や共同実験のために研究室を訪れています。学生は私からの直接指導と共に他大学や企業の共同研究者と接することで緊張感やプロ意識を感じ、また、研究の意味やターゲットも分かることで意欲を持って取り組んでいます。