研究内容
更新日時:2017年以前
気筒内改質
固体・液体の燃料を改質によりガス化し、気体燃焼にすることで、NOxとPMの排出を大幅に削減することができます。また、改質は水素生成の主要方法のひとつです。燃焼式(無触媒)改質は良好な負荷変動特性と高い装置サイズあたりの出力が期待されています。一方で、燃焼式改質に要求される極端に燃料過濃な条件において改質ガス成分を正確に予測することは困難です。
本研究では、各種ガス分析機器を用いて改質ガスの成分分析を行い、改質反応モデルの検証と改良を進めています。また、燃料・条件・手法によってその成分が大きく変化する改質ガスを適切に燃焼利用できるよう、改質ガスの燃焼反応モデルの検証と改良を進めています。