2016年 寒川先生、年頭のご挨拶
今年のお正月は雲一つない快晴で迎えることができ、鵠沼海岸からは江の島から登る初日の出とその朝日に照らされた富士山を感動的に同時に見ることができました。
その光景を見ながら本年の研究室の更なる発展を、そして自分自身の挑戦を心に誓いました。昨年も厳しい研究環境の中で皆様のご協力のもと、台湾交通大學、産総研などの新しい研究拠点の立ち上げや新しい研究の種をまくことのできた年でした。
本年はその種を育てて実を付ける年です。昨今の半導体分野の研究環境は必ずしも楽観できる状況ではなく、違った切り口での研究アプローチが必要不可欠です。また、研究室単独での研究活動には限界があるので学内外・海外との産官学連携も強く求められております。皆様のご協力を得ながら、そのような状況を乗り越え、研究をさらに発展させるために私自身あらゆる挑戦をしたいと思っております。皆様にも是非とも果敢な挑戦を期待します。更に、今年は研究室として8月にIEEE Nano 2016という大きなイベントがあります。このイベントは日本ナノテクノロジーを世界にアピールする大変良い機会ですので、是非とも皆様のご支援・ご協力をお願いします。本年は昨年以上に忙しい年になるかもしれませんが、心身の健康にはくれぐれも気を付けて頑張ってください。一緒に世界をあっと言わせましょう!
2016年元旦初日の出(江の島)
鵜沼海岸から見る富士山