寒川先生、野田さん、第63回米国真空学会国際会議に出席(2016/11/7~11)
寒川先生はExecutive Committeeとして、野田特任助教はゲルマニウムエッチングに関する講演のため、11月7日~11日の期間に米国テネシー州ナッシュビルのMusic City Centerで開催されたAVS 63rd International Symposium and Exhibitionに参加されました。
寒川先生は11/8に開催されたBusiness Meetingでの報告およびその後開催されたExecutive Committee Meetingにおいて日本からの招待講演者や論文委員の推薦、今後のAVSの運営の仕方に関する議論を行いました。
現在、米国真空学会は寒川先生がフェローに就任した2009年当時に比べ会員数の減少や参加者数の減少に転じ、その回復が大きなテーマとなっています。その最大のポイントは何故アメリカで真空学会を行う必要があるかということに関連しており、米国における産業界との連携が極めて重要です。そういう点で、米国真空学会ではプラズマプロセス分科会の存在が極めて大きくなってきています。そういうタイミングで日本代表として参加された寒川先生にとっては極めて有意義な議論ができたようです。
野田助教は11月9日の産総研との共同研究であるゲルマニウムフィントランジスタ用ゲルマニウムのエッチングとデバイスへの展開に関して講演し、大変好評だったようです。