寒川先生、VLSIテクノロジーシンポジウム(京都)で台湾との連携を加速
寒川先生は、6月11日~14日の期間、京都リーガロイヤルホテルで開催されたVLSIテクノロジーシンポジウムとTSRI/AISTジョイントワークショップ、JST/MOSTジョイントワークシップに参加しました。
VLSIテクノロジーシンポジウムでは、AIチップや量子コンピューターに話題が集中し、デバイスや製造技術というより回路技術が中心で、日本の発表も少なく日本はかなり遅れている印象を持ちました。一方で、その中心は台湾勢で、今まで気づいてきた半導体プラットフォームを基盤に、デバイスの融合とSoC化に向けた基盤作りが確実に進んでいる印象を持ちました。TSRI/AIST、JST/MOSTワークショップではそのことがより顕著に表れており、台湾はしっかり若手の育成にも力を入れていることがはっきりと分かりました。
台湾との連携を深めることで、日本の若手および技術の育成を行うことが不可欠であると認識できました。そういう意味で、東北大学・交通大学のジョイントラボは大きな意味を持つという認識を得たようです。