寒川先生、年頭のご挨拶(2020/1/1)
皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年も研究室としては世界への挑戦を続けます。年頭に当たって皆様それぞれも自分の目標を定めて頂いたと思いますが、是非果敢に挑戦してください。
昨年は国立交通大学と東北大学との国際ジョイントラボラトリーにおける共同研究を具体化するとともに強力に推進し、ミリ波技術および水素エネルギー技術に関しては大いに研究成果を挙げることができました。また、学生や教員の交流を推進するための仕組みつくりに関しても具体的に議論を進めることができた。本年はこの国際ジョイントラボラトリーを基盤とした台湾企業および日本企業との国際産学連携の実現を目指す。一方、産業技術総合研究所との連携により実現できたバイオテンプレート技術や中性粒子ビーム技術の装置化はバイオテンプレート極限加工技術コンソーシアム結成とライセンス契約締結という形で事業化に向けて大きく前進できた。本年は、バイオテンプレート極限加工の事業化を強力に進めて行く。更に、本年はGaNHEMT、GaNマイクロLED開発に関するコンソーシアムの結成と共同研究推進を大いに進める予定である。
本年は、いよいよ中性粒子ビーム、量子ナノ構造およびそのデバイス、超先端ナノデバイスの実用化を目指した挑戦と「半導体立国日本再び」を目指した国際産官学連携の仕組み作りを行います。今年も研究室一丸となって、世界に発信していきたいと思います。
皆様の活躍と幸せを祈ります。