CFD-Bio/ 170623_CFD-Bio

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謹啓 桜花の候、先生方におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、第1回医工連携数値流体力学研究会につきまして下記のとおりご案内申し上げます。 第1回では、「脳動脈瘤の病態を予測できるか」と題して、これまで約15年におよぶ研究成果を第一線の研究者の方々がレビューし、学術的知見を利活用できる情報として整理することを目的とします。
主題の背景としまして、従来から行われてきた個々の研究者による基礎、応用研究は、近年におかれまして、多施設共同の臨床研究ならびに治験へという動きに結びつき、数値流体力学を用いた次世代医療機器・医療技術としての発展が期待されるまでに至っております。一方で、CFDは、医用画像から血流情報を出力する技術に過ぎません。日常診療の一部となるべく、CFDの効果を最大化していくためには、血流情報を解釈するための研究成果を体系的に整理し、学術的知見として誰もが利活用できる情報へと整備していくことが必要になります。
本会を広くご周知賜り、参加をご勧奨下さいますよう合わせてお願い申し上げます。                 
勤白
2017年4月吉日
  

新着情報

2017/11/22

会議時の資料をアップデートしました

第1回医工連携数値流体力学研究会

日程

2017年 6月23-25日

会場

屋久島いわさきホテル

会費

10000円/人

目的

本研究会は、数値流体力学による脳動脈瘤の病態解明を対象とし、これまでの学術的知見を体系的に調査する。
実践的課題毎に調査結果をまとめ、利活用できる情報として整理することを目的とする。

参加にあたって

以下の項目を当事務局までメールでご連絡下さい。(連絡先はページ下部に記載)
1) 重点課題名
 ※ 増大と血流、破裂と血流、病態と血流、血液物性、境界条件、計算条件のなかから選択(二つ選択)
2) ご所属、氏名


発起人

庄島 正明(埼玉医科大学総合医療センター 脳神経外科)
太田 信(東北大学 流体科学研究所)
高尾 洋之(東京慈恵会医科大学 脳神経外科)
杉山 慎一郎(広南病院 神経麻酔科)


趣旨

脳動脈瘤の病態に血流が関与するという仮説に基づき、患部の医用画像から抽出した血管形状を用いた数値流体力学による基礎・応用研究が開始されて約15年が経過した。今日では、基礎研究から臨床研究ならびに治験へという橋渡しの最中にあり、数値流体力学を用いた次世代医療機器・医療技術としての発展が期待されている。
そもそも数値流体力学は医用画像から血流情報を出力する技術に過ぎない。その効果を最大化していくためには、血流情報を解釈するための学術基盤を確立し、継続的に発展させていくことが不可欠である。計算ソフトが医療機器として認められるようになり、橋渡しの最中にあるまさにこの時期において、基礎研究の成果を体系的に整理し、これまでの学術的知見を利活用できる状態へと引き上げる必要が出てきた。


課題

(1)   脳動脈瘤の発生を予測できるか、またはそのために必要なものは?
(2)   脳動脈瘤の増大を予測できるか、またはそのために必要なものは?
(3)   脳動脈瘤の破裂を予測できるか、またはそのために必要なものは?
(4)   実臨床でCFDを用いる際、拍動流での解析は必須か?
(5)   実臨床でCFDを用いる際、患者情報はどこまで必須か?


重点領域

※ 参加者を確定次第、領域毎でチーム構成をする
【前半部】
(1)   脳動脈瘤の増大とCFD
(2)   脳動脈瘤の破裂とCFD
(3)   脳動脈瘤の病態とCFD
【後半部】
(4)   脳動脈瘤のCFDに用いる血流物性
(5)   脳動脈瘤のCFDに用いる計算条件
(6)   脳動脈瘤のCFDに用いる境界条件


本会の運営

● 事前に学術論文を共有し、重点領域毎に振り分ける。
● 重点領域毎にパワーポイント(フォーマット有)を作成する。
● パワーポイントは会議前に共有し、会議中はパワーポイントの確認、修正を行なう。
● ppt:図表有  doc:図表無
【6/20まで】
・ オーガナイザーが、対象論文を選択する(5-6本)。
・ オーガナイザーは、対象論文を事務局に通知し、事務局は参加者全員と論文を共有する。
・ オーガナイザーは、演者および演者がレビューする論文を指定する。
・ 演者は、論文をレビューし、結果をオーガナイザーに提出する(指定形式、ppt & doc)。

【開催期間】
・ 参加者は、対象論文を各自で持参し、討論の資料とする。
・ オーガナイザーは、レビューの結果を参加者全員に配布する(doc)。
・ 演者は、論文のレビューを発表する(5分発表(ppt)、討論5分)(座長:オーガナイザー)
・ オーガナイザーは、討論の結果をレビューに反映する(doc)。

【終了後】
・ オーガナイザーは、レビューを事務局に提出する(ppt & doc)。
・ 事務局はレビューの結果をホームページで公開する(doc)。


会議日程

日程 時間 重点課題 オーガナイザー
6月23日(金) 15:00 集合
6月23日(金) 16:00〜17:00
17:15〜18:15
18:30〜19:30
21:00〜22:00
セッション1 脳動脈瘤の増大と血流
セッション2 脳動脈瘤の破裂と血流
セッション3 脳動脈瘤の病態と血流
セッション4 血液物性
庄島 正明、別府 幹也
高尾 洋之、石田 藤麿
青木 友浩、八木 高伸
高尾 洋之、太田 信
6月24日(土) 09:00〜12:00
13:00〜16:00
セッション5 全体討論
セッション6 発起人会
発起人
6月25日(日) 07:00~08:00
08:15~09:15
09:30~10:30
10:45
セッション7 境界条件
セッション8 計算条件
セッション9 全体討論
解散
杉山 慎一郎、八木 高伸
中村 匡徳、太田 信
発起人

CFD-Bio事務局 

東北大学 流体科学研究所 
事務局長 太田信 
問い合わせ担当 伊藤誠 
TEL 
FAX 
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