ハード・ソフトウェアについて
次世代融合研究システム 【ハードウェアについて】
次世代融合研究システムのスーパーコンピューティングを担う分散メモリ型並列計算機システム、共有メモリ型並列計算機システム、流体データ解析サーバBの性能は表のとおりです。
分散メモリ型並列計算機システムの一部は次世代融合インタフェースサーバとして機能し、流体科学研究所が所有している各実験装置と高速ネットワーク(InfiniBand, 100Gbps)で接続し実験から得られた数値データをリアルタイムに解析し、数値シミュレーションに取り入れることを実現しています。
この他、リアルタイムに計算結果を可視化するためリアライゼーションワークスペースを備え、3次元空間内に現象を再現することが可能です。さらに、各研究データを保管するストレージシステムとして19PBの外部記憶装置を有しています。
理論演算性能 [PFLOPS] |
主記憶容量合計 [TB] |
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分散メモリ型並列計算機システム | 3.2 | 135.5 |
共有メモリ型並列計算機システム | 0.2 | 221.2 |
流体データ解析サーバB | 0.8 | 6.0 |
次世代融合研究システム 【ソフトウェアについて】
次世代融合研究システムによる研究を支援するためにソフトウェアを各種そろえています。
主なものは以下のとおりです。
流体解析 | ANSYS, FaSTAR, CONVERGE |
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構造解析 | Abaqus, LS-DYNA, ANSYS |
分子・量子系解析 | Materials Studio, Gaussian, Amber, Amsterdam Modeling Suite, Cantera |
その他の解析ソフトウェア | Comwave, COMSOL Multiphysics, JMAG |
構造最適化 | modeFRONTIER |
科学技術計算結果の可視化 | 流体解析結果の可視化:FIELDVIEW, Tecplot, AVS/Express 構造解析結果の可視化:Abaqus/CAE 分子・量子系解析結果の可視化:Materials Studio Visualizer, GaussView |
モデリング | 流体解析モデルの作成:ANSYS, CATIA 構造解析モデルの作成:Abaqus/CAE, CATIA 分子・量子系解析モデルの作成:Materials Studio Visualizer, GaussView STL編集ソフトウェア:Materialise Magics |
メッシング | 流体解析モデルのメッシュ処理:ANSYS, Pointwise, ICEM CFD 構造解析モデルのメッシュ処理:Abaqus/CAE |
コンパイラ | Intel oneAPI(C/C++, Fortran), GCC, NVIDIA HPC SDK |
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ライブラリ | Intel MPI, IMSL Fortran, OpenMPI, OpenMP |