NEWS

2026.01.19

「France-Japan Forum 2025」をフランス・リヨンで開催 ― エネルギー転換に向けた日仏の研究連携と人材育成を推進 ―

2025年11月24日(月)から26日(水)にかけて、フランス・リヨンの国立応用科学院リヨン校(INSA Lyon)および国立中央理工科学校リヨン校(Centrale Lyon)にて「France-Japan Forum 2025」が開催されました。本フォーラムは、日本学術振興会(JSPS)ストラスブール研究連絡センター主催のもと、本学およびINSA Lyon、Centrale Lyon、科学技術振興機構(JST)共催により実現しました。オープニングでは、本学のMarie-Pierre FAVRE副学長・CGOが登壇し、日仏の学術交流の重要性と本学の研究連携強化に向けたコミットメントを述べました。

 今回のテーマは「Energy Transition and Materials –Experiments and multiscale modelling for improved performance and new applications–」で、放射光実験を含む革新的な計測技術、材料加工技術から材料特性評価、ミクロスケールからマクロスケールにわたる数値シミュレーションまで、幅広い研究が紹介されました。本フォーラムの企画には、流体科学研究所の菊川豪太教授と多元物質科学研究所の陣内浩司教授がコーディネーターとしてフランス側関係者とともに携わり、本学からも流体科学研究所の阿部圭晃准教授を含む3名の研究者が最新の研究成果を発表しました。

 2日目のラウンドテーブルでは、日仏の研究者に産業界メンバーも加わり、エネルギー転換を「材料」と「国際連携戦略」の両面から議論しました。流体科学研究所の丸田薫所長、圓山重直名誉教授のほか、本学からはFAVRE CGO、矢代航教授(国際放射光イノベーション・スマート研究センター)、陣内浩司教授、栗田大樹准教授(環境科学研究科)がパネリストとして参加しました。議論では、エネルギーの未来を「技術のポートフォリオ」として捉えるべきであるという認識が共有され、学際・産学・国際連携を推進する重要性が確認されました。また、インターンシップやダブルディグリーを通じた学生の参画、複合的課題に対応できる人材育成に向けた「グローバルアプローチ」の必要性についても活発な意見交換が行われました。

 閉会式では、丸田薫所長が登壇し、本フォーラムが新たなアイデア創出と今後の長期的なパートナーシップ形成の場となったことを総括しました。本フォーラムを通じて築かれたネットワークを礎に、今後はエネルギー転換をはじめとするグローバルな課題解決に向けた国際共同研究が、より一層加速することが期待されます。

【開催概要】

フォーラム名:France-Japan Forum 2025 (JSPS–JST)
日程:2025年11月24日(月)〜26日(水)
会場:INSA Lyon / Centrale Lyon (フランス・リヨン)
共催:日本学術振興会(JSPS)ストラスブール研究センター、INSA Lyon、Centrale Lyon、東北大学、科学技術振興機構(JST)
プログラム詳細:https://jsps-strasbourg.com/news/5064/


集合写真


ラウンドテーブルの様子|左からマリーピエール ファブル副学長・CGO、丸田薫所長


阿部圭晃准教授の発表の様子



【関連リンク】
東北大学 ニュース
東北大学国際連携部国際企画課 ニュース