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2025.12.24
東北大学流体科学研究所に国際卓越研究者:ディスティングイッシュトプロフェッサー Yiguang Ju 教授が着任 - プラズマ・燃焼融合で脱炭素燃料研究の国際展開を加速 -
東北大学流体科学研究所は、国際卓越研究者制度の第2号として、プリンストン大学 Robert Porter Patterson Professor である Yiguang Ju 教授を2025年11月1日付で迎えました。Ju教授は、同制度により先行して着任した Mani Sarathy 教授に続く卓越研究者となります。
▶Mani Sarathy 教授着任のニュース
Ju教授は、燃焼科学、グリーン燃料、プラズマ科学、ナノ材料を融合した研究分野の世界的第一人者であり、特に限界近傍および超臨界条件における化学反応速度論、プラズマ化学、そして水素・アンモニア・e-fuel・エネルギー材料の非平衡製造に関する先進基礎研究と新技術創成において世界的に高く評価されています。国際燃焼学会の Alfred C. Egerton 金賞やAIAA推進・燃焼賞などを多数受賞し、米エネルギー省(DOE)の水素研究拠点「Energy Earthshot Research Center(EERC)」のセンター長を務めるなど、国家レベルの大型プロジェクトを主導しています。
また、研究成果の社会実装にも積極的に取り組み、エネルギー関連スタートアップの共同創設にも参画しています。革新的なリチウムイオン電池リサイクル技術や、アンモニア製造に活用されるプラズマ合成技術の開発を推進しており、同技術は、世界的に権威ある技術賞である 2025 R&D 100 Award を受賞するなど、国際的な注目を集めています。
流体科学研究所では、Ju教授の強みであるプラズマ科学を軸とする知見と、既存教員による反応研究との融合により、燃料アンモニアを含む脱炭素研究の国際拠点形成を加速します。Ju教授の着任を通じて、ネットゼロ社会の実現に向けた学術的・社会的貢献を一層強化してまいります。
【Yiguang Ju 教授着任のご挨拶】
流体科学研究所の教職員および学生の皆様へ
この度、国際卓越研究者制度を通じて、流体研のディスティングイッシュトプロフェッサー(客員)に任命されましたことを、大変光栄に、そして嬉しく思っております。この素晴らしい機会に、今から非常に興奮しています。
はじめに、皆様に心より感謝申し上げます。中でも、温かくご支援をいただいた流体研の先生方、そして、多大なるお力添えをもって今回の機会を実現させてくださった丸田所長、ならびに事務の皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。
私は、流体研の新岡嵩教授の下で博士の学位を取得いたしました。当時、米国での伝熱研究の機会を失った私を、流体研が燃焼学を学ぶ場へと受け入れてくださったことは、私にとって何よりの幸運でした。
世界最強の燃焼研究プログラムを有する流体研で、私はその基礎を叩き込まれました。ここでの厳格かつ充実した教育がなければ、今の私の成功は決してなかったと断言できます。流体研のコミュニティの一員であることは、私の人生の誇りです。
私に、再びこのような機会を与えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
次に、東北大学、とりわけ流体研と材料科学の分野は、世界でも最高水準にあると確信しております。ここには、極めて優秀な教職員や学生の皆様が集っておられます。
現在、世界は脱炭素、AI、そしてエネルギーといった領域で、多くの課題と機会に直面しています。この機会に、東北大学の優れた同僚の皆様と共に、これらの課題に対する解決策を見出し、さらには次世代を担うリーダーたちの育成に貢献したいと考えております。
このような共同研究の環境を整えるために多大なるご尽力をいただいた皆様に、深く感謝申し上げます。皆様と共に歩んでいけることを、心より楽しみにしております。
Yiguang Ju
▶Mani Sarathy 教授着任のニュース
Ju教授は、燃焼科学、グリーン燃料、プラズマ科学、ナノ材料を融合した研究分野の世界的第一人者であり、特に限界近傍および超臨界条件における化学反応速度論、プラズマ化学、そして水素・アンモニア・e-fuel・エネルギー材料の非平衡製造に関する先進基礎研究と新技術創成において世界的に高く評価されています。国際燃焼学会の Alfred C. Egerton 金賞やAIAA推進・燃焼賞などを多数受賞し、米エネルギー省(DOE)の水素研究拠点「Energy Earthshot Research Center(EERC)」のセンター長を務めるなど、国家レベルの大型プロジェクトを主導しています。
また、研究成果の社会実装にも積極的に取り組み、エネルギー関連スタートアップの共同創設にも参画しています。革新的なリチウムイオン電池リサイクル技術や、アンモニア製造に活用されるプラズマ合成技術の開発を推進しており、同技術は、世界的に権威ある技術賞である 2025 R&D 100 Award を受賞するなど、国際的な注目を集めています。
流体科学研究所では、Ju教授の強みであるプラズマ科学を軸とする知見と、既存教員による反応研究との融合により、燃料アンモニアを含む脱炭素研究の国際拠点形成を加速します。Ju教授の着任を通じて、ネットゼロ社会の実現に向けた学術的・社会的貢献を一層強化してまいります。
【Yiguang Ju 教授着任のご挨拶】
流体科学研究所の教職員および学生の皆様へ
この度、国際卓越研究者制度を通じて、流体研のディスティングイッシュトプロフェッサー(客員)に任命されましたことを、大変光栄に、そして嬉しく思っております。この素晴らしい機会に、今から非常に興奮しています。
はじめに、皆様に心より感謝申し上げます。中でも、温かくご支援をいただいた流体研の先生方、そして、多大なるお力添えをもって今回の機会を実現させてくださった丸田所長、ならびに事務の皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。
私は、流体研の新岡嵩教授の下で博士の学位を取得いたしました。当時、米国での伝熱研究の機会を失った私を、流体研が燃焼学を学ぶ場へと受け入れてくださったことは、私にとって何よりの幸運でした。
世界最強の燃焼研究プログラムを有する流体研で、私はその基礎を叩き込まれました。ここでの厳格かつ充実した教育がなければ、今の私の成功は決してなかったと断言できます。流体研のコミュニティの一員であることは、私の人生の誇りです。
私に、再びこのような機会を与えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
次に、東北大学、とりわけ流体研と材料科学の分野は、世界でも最高水準にあると確信しております。ここには、極めて優秀な教職員や学生の皆様が集っておられます。
現在、世界は脱炭素、AI、そしてエネルギーといった領域で、多くの課題と機会に直面しています。この機会に、東北大学の優れた同僚の皆様と共に、これらの課題に対する解決策を見出し、さらには次世代を担うリーダーたちの育成に貢献したいと考えております。
このような共同研究の環境を整えるために多大なるご尽力をいただいた皆様に、深く感謝申し上げます。皆様と共に歩んでいけることを、心より楽しみにしております。
Yiguang Ju

Yiguang Ju 教授
