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2025.06.27

フランス国立科学研究センター(CNRS)アントワーヌ・プティ理事長ご一行が来訪

2025年6月20日(金)、フランス国立科学研究センター(CNRS)のアントワーヌ・プティ理事長ご一行が東北大学を訪問しました。冨永総長らとの面談および昼食会後、学内キャンパスツアーの一環として流体科学研究所を訪れました。

流体科学研究所では、丸田薫所長から研究所の概要について、また小林秀昭教授から燃料アンモニア研究についての説明があり、その後、関連実験施設を視察しました。

今回のCNRS理事長の来訪は、東北大学とCNRSの長年にわたる協力関係の重要性を改めて示すものです。特に、流体科学研究所や工学研究科が約20年にわたり、材料科学や燃焼学の分野でELyTプログラムを代表とする、日仏双方の機関が共同で推進する研究プログラムを通じて連携を深めており、これは関係者にとって長年の念願でした。

今後は、CNRSが唯一の海外拠点として2019年に設置したシンガポール政府の国際共同研究拠点CREATEを活用した国際共同研究事業「HYCOMBS(Hydrogen and Ammonia Combustion in Singapore)」の発展とともに、燃焼、材料、災害科学、高度医療といった共通の強みを持つ分野での新たな大型連携プロジェクトの立ち上げも期待されます。

集合写真



 
                              研究所および研究説明の様子


 

アンモニア燃焼実験施設見学                 アントワーヌ・プティCNRS理事長



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